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アマゾンクラウド対Windows Azureがクラウド化に追い風

2014年01月27日 06時29分更新

加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 アマゾンのビジネスは、アマゾン・ドットコムでの通販をはじめとした一般ユーザー向けだけではなく、ビジネスユーザー向けのサービスでも大きな収益を上げている。その1つは、開発者やITプロフェッショナル向けにアマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供する「アマゾンクラウド」(Amazon EC2、S3、RDS、EMR」など)だ。

 マイクロソフトも同様で、OSのウィンドウズやオフィスソフト、ハードウェアのサーフェス(Surface)だけでなく、BtoB向けのサービスを展開する。2013年4月には、IaaS型クラウドサービスの「Windows Azure」を本格的にスタートさせている。

 この「アマゾンクラウド」と「Windows Azure」が激しい競争を繰り広げている。今年に入り、アマゾンが「アマゾンクラウド」のストレージを値下げすると、マイクロソフトも「Windows Azure」のストレージの値下げを発表した。しかも、マイクロソフトは「Windows Azure」の公式ブログで「Azure storage will be less expensive than AWS in many regions(Azureのストレージは多くの地域でAWSのそれよりも安価になる)」と明記し、アマゾンを露骨にライバル視しているほどだ。

 アスキークラウド3月号(1月24日発売)では「クラウドの成功法則7」や「全業界がこれから味わう『クラウド地獄』」と題した特集記事を掲載し、クラウドの普及があらゆる業界に大きな影響を与えていることに触れている。クラウド分野でアマゾン対マイクロソフトのサービス合戦が進むことは、ビジネスのクラウド化にとって大きな追い風となるはず。両者の競争は大いに歓迎したい。

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