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初めての人も、ブラウザー上できちんとした記帳や申告が可能に

確定申告は「やよいの白色申告 オンライン」で手軽に済ませる!

柳谷智宣

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 個人事業主は年末年始といえど、確定申告の作業に追われてあまり気が抜けないもの。面倒な作業なので、期限いっぱいまで先送りしてしまう人も多いことだろう。ただでさえ申告作業は面倒くさいのに、2014年1月から記帳・帳簿などの保存制度が変更された。白色申告事業者も記帳しなければならなくなった。何をどうして良いのかわからず、不安になっている人も多いだろう。

 そこでオススメしたいのが「やよいの白色申告 オンライン」。確定申告のビギナーでもブラウザー上で、きちんとした記帳や申告ができるクラウドサービスだ。今回は、やよいの白色申告 オンラインで確定申告を手軽に済ませる方法を紹介しよう。

年に1度だが、面倒な確定申告作業。やよいの白色申告 オンラインを使って、負担を軽減しよう

2014年からは白色申告のすべての人に記帳義務が発生する

 確定申告には特別控除が受けられる青色申告と、控除がない白色申告の2種類がある。白色申告は税金上のメリットがない代わりに、簡易簿記での記帳で済み、これまで所得(儲け)が300万円以下の人は記帳義務さえない。要は手間がかからなかったのだ。フリーライターである筆者も、お金がもらえない作業に時間を取られたくないため、この15年間は白色申告を行ってきた。

 ところが、2014年1月から所得が300万円以下の人を含めて全員が記帳しなければならなくなった。国税局のホームページでは、記帳する内容として「売上げなどの収入金額、仕入れや経費に関する事項について、取引の年月日、売上先・仕入先その他の相手方の名称、金額、日々の売上げ・仕入れ・経費の金額等を帳簿に記載します」と紹介している。日本語の意味は理解できるが、具体的に何をどうやって記録すればいいのかわかりにくい。

 現在、白色申告事業者は全国に約150万人もいる。記帳が義務化されても、青色申告に変更する人は18%程度と見られている。多くの人は白色申告のままでいるつもりなのだ。そこで注目したいのが、新しく登場した「やよいの白色申告 オンライン」だ。日々の記帳業務が行えるクラウドサービスで、2014年1月からβ版がスタート。4月から正式版が開始される予定だ。しかも、2014年12月31日までは、初期費用・利用料金ともに無料で利用できる。

 簿記の知識がなくても家計簿感覚で情報を入力でき、確定申告も簡単に行える。会計ソフトの老舗である弥生ならではのノウハウが詰まっており、簡単操作でもきんとした確定申告ができるのだ。

国税局のホームページには、「平成26年1月から記帳・帳簿等の保存制度の対象者が拡大されます」という告知が掲載されている

「やよいの白色申告 オンライン」のウェブページにアクセスし、利用申し込みを行う。初めての人は「弥生IDの新規登録を行う」をクリックして、アカウントを作成しよう

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