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敵車攻撃用ウェポンのバリエーション拡充し、敵車も賢くなった

米国で人気沸騰中の人工知能搭載ミニカーAnki Drive、武装バリエーション拡充などバージョンアップ

2014年01月06日 16時22分更新

文● 行正和義

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Anki Drive(車両は買い足すことができ、微妙に性能が異なる)

 米アンキ(Anki)は、発売中のiPhoneで操作するミニカー「Anki Drive」のアプリをバージョンアップし、2.1.0とした。新アプリでは敵車攻撃用ウェポンが数種類に増えたほか、人工知能もより「賢く」なっているという。

シート状の専用コースを走行する

 昨年発売された「Anki Drive」は、iPhoneなどiOS搭載機からBluetooth接続し操作するミニカーで、TIME誌による「2013年ベストトイ」にも選ばれた製品。自由自在に操作するラジコンではなく、専用シートに印刷されたコースを走るスロットカーのようなオモチャだが、スロットカーのようにレールによってコースが固定されているのではなく、センサーによりコースや同時走行中の車両を検出しつつ走行する。操作者のクセや走行パターンを学習し、走り込むことでよりうまく走れるようになることから人工知能搭載と謳われている。、

攻撃オプションとして各種ウェポンが用意された

 Anki Driveでは同時に走行している車を攻撃(実弾を撃つわけではなくソフトウェア上で)することができるが、アプリの新バージョンではこのウェポンが強化された。一定エリアの攻撃が可能な武器や、側方攻撃などが追加され、相手をスピードダウン/停車させることができる。また、Anki Driveはコンピュータが操作する車と対戦できるが、さらにAIが強化されており難易度が上がり、AIカーに勝つごとに武器や車のパワーアップを”購入”して自車をアップグレードするというレースゲームシステムもより強化された。

ウェポンなどの装備を“買い足す”ことで自車をパワーアップする

 Anki Driveは米国およびカナダでのみ発売中(日本でも輸入は可能)。コースシート+車両2台、充電器などのスターターセットは199.99ドル。

車のパワーアップと武器のグレードによりさまざまな方向に自車を育成することができるなどレースゲーム的な遊び方ができるようになった

 新機能を含むAnki Driveの説明動画。

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