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KDDI、2013年上期は増収増益 タブレットの販売にも注力

2013年10月28日 20時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 KDDIは、2013年度上期の決算発表会を開催した。半期単位では営業収益が初めて2兆円を突破。経常利益も3521億円に達するなど、大幅な増収増益を果たしている。

 半期での営業収益2兆円突破については、今期から連結対象に加わったJ:COMによる影響が大きいが(J:COM分は1740億円)、それをのぞいてもモバイル事業、固定通信事業ともに好調となっている。

 特に大きいのがデータARPUの伸び。前年同期(2790円)から、14%の増加となる3180円にまで達している。この背景にあるのは言うまでもなく、スマートフォンの増加である。すでにauユーザー全体の42%がスマホユーザーで、そのうちLTE対応機は半数以上の22%。日本国内のスマホユーザーの比率は、世界と比べてもまだ低水準であり、約80%までは伸ばす余地があると期待を寄せる。

J:COMが連結対象になったこともあるが、2013年度上期は好調のKDDI
ARPUが底打ち傾向だが、その要因はやはりスマホのパケット定額

 KDDIのもう1つの大きな事業である固定通信も好調。コンシューマー向けの「auひかり」は、今期で黒字転換を果たした。また、モバイル事業との連携という意味では、固定回線に契約することで契約料金が割り引かれる「auスマートバリュー」の人気が高く、KDDIグループの固定回線を契約している世帯数あたりのauケータイ契約者数は1.89にまで達している。

固定通信事業も好調。特にauスマートバリューは固定/モバイル両方に好影響を与えている

 モバイル関連の取り組みは新たな大きな発表はなかったが、ドコモのiPhone発売にともなう変化がこれから見えてくるはずという考えで、それを踏まえたうえでの戦略の組み立てが行なわれるようだ。

 なお、ブログやSNS上などで話題となっている、販売店によるauオプションの強制加入問題については、「指摘については知っている。(スマホ購入の)必須条件にするのは許されない」とコメントし、改善を行なうとした。

Wi-Fi版も含めたiPadを下取りする!?

 囲み取材では、まもなく登場する新型iPadについても質問が出たが、Wi-Fi版に比べてセルラー版のiPadの販売比率が日本で低い理由について、「やはり料金」という見方を示し、プラス月1050円の料金でタブレットでもモバイル通信が可能な「データシェア」「先取り!データシェアキャンペーン」(関連記事)の先進性をアピールした。

 また、セルラー版iPadを買いやすくする施策として、「Wi-Fi版も含めて、iPadの下取りを予定している」と、やや先出し的にコメントも飛び出した。

iPadの下取りについては、囲み取材で「つい言っちゃった」といった感じだったが、何十人の報道陣が囲んでいた状態だっただけに実際のところは!?

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