11月14日に発売を控えた新型据置ゲーム機「PlayStation Vita TV」(以下:PS Vita TV)のメディア向け体験会が都内にて開催された。9月9日に開催された「SCEJA Press Conference 2013」においてサプライズ発表され、話題を呼んだ製品だ。
PS Vita TVはすでに販売されている携帯ゲーム機「PlayStation Vita」(以下:PS Vita)を小型・軽量化した据置型と言える製品。PS Vitaのゲームや「PlayStation Portable」のゲーム、過去に発売されたタイトルを低価格で配信しているゲームアーカイブスのタイトルを含めると、発売時点でも1300タイトル以上が楽しめることがアナウンスされている。
PS Vita TV対応torneアプリが配信決定
期間限定で無料提供
体験会では、PS Vita TVに対応したTVアプリケーション「torne PlayStation Vita TV」が本体発売と同日に配信されることが発表された。価格は800円だが、2014年1月15日までの期間限定で無料で提供される。同アプリケーションはVita TVを所持していないと意味のないものだが、Sony Entertainment Networkのアカウントを所持していればダウンロードはできる。今後、PS Vita TVを購入する予定があれば事前にダウンロードをしておくとお得だ。
基本的には従来のtorneアプリケーションと同様だが、従来までのPlayStation 3(以下:PS3)を介した利用の場合、PS3を起動して後にtorneを立ち上げて録画した番組を視聴するというタイムラグが発生するという点でユーザーの不満が寄せられていたという。サスペンドモードを搭載しているVita TVではその点が解消されており、起動してすぐ番組が視聴できるのが最大のウリという。実際に筆者も試してみたが、起動から番組表を立ち上げるまで5秒とかからなかった。視聴できる速度で言えば、既存のBD/DVDレコーダーより早い。
VODは最安を探すのがキモ?
ビデオサービスも体験
また、まだテスト段階だったが、「TSUTAYA TV」「DMM.com」「スカパー! オンデマンド」といったビデオサービスも体験できた。これらのサービスは基本的にそれぞれでアカウントを取得して購入手続きなどをする形になる。話によると、タイトルによっては重複しているものもあり、視聴料金が異なる場合もあるという。どこのサービスが1番安いか探すのも面白いだろう。
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