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徹底特集 「iPhone 5s」&「iOS 7」を全力チェック! 第21回

公開された「iOS 7」を銀座路上で速攻チェック!!

2013年09月19日 08時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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ライブラリー機能が大幅に強化された「写真」アプリ

 次にアプリ「写真」。ライブラリー機能が大幅に強化されている。グルーピング機能が特に注力されており、「年別」「コレクション」「モーメント」の順で、日時や場所から写真を探しやすくなっている。「アルバム」ではこれまで通りの写真配置だが、検索性が大幅にアップしているため「写真」を活用することが増えてくるだろう。これは下記写真で流れを見てもらったほうが分かりやすい。

「写真」をタップすると年別で写真が表示される。カメラ撮影した写真のほか、ダウンロードした画像ファイルも参照対象だ

年別でいずれかをタップすると、コレクションに切り替わる。一定期間と場所ごとで自動的に割り振られる

コレクションからさらにタップで、モーメントに切り替わる。ここはより具体的な表示といったところだ。以上の3段階を経て、膨大な写真の中から必要なものを選びやすいというわけだ。実際のところ、うろ覚えベースで写真を探すにはとても重宝した

さらにタップで1枚の写真表示になる

共有などの機能はだいぶ強化されている。これは「写真」だけでなく、iOS自体のアップデートだ。この点も次回チェックしてみよう

 また同アプリ内からアクセスできる写真の補正機能は、カメラにも搭載されているエフェクトが使用可能になっている。そのほかは、iOS 6と同じく自動補正やトリミング、写真の回転などはそのままだ。この機能については大幅な変化はなく、これまで通りの使い勝手で操作できるだろう。

メニューこそフラットデザイン化されているが、エフェクトが追加されたくらいである

エフェクトは8種類。カメラ側にあるものと同様のものだ

見た目のアップデートはけっこうGood
操作はちょっと慣れがいるかも?

 大きな変更点を中心にiOS 7をチェックしてきた。長くiOSに触れているユーザーからすると、コントロールセンターの存在が大きいだろう。これまで面倒だった設定回りの操作を一元化してくれている。またSpotlightの呼び出しも、やや慣れが必要だが、すぐに行なえるため、ちょっと端末内を検索したい場合に便利だ。

 またNTTドコモからもiPhone 5sが登場するため、Androidからの乗り換えを検討しているユーザーもいるだろう。そういった場合、iOS 7は良くも悪くもAndroid的な操作が加わったため、移行にあたっての不便さは少し解消される、もしくは取っつきやすくなったといってもいい。不具合解消やアプリの対応待ちの人も多いと思うが、それほどアプリをインストールしていないのならば、アップデートしていいだろう。



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