Microsoftは、同社トップであるスティーブ・バルマー氏が、12ヵ月以内にCEO職からリタイアすることを決めたと発表した。
同氏は、「Microsoftがデバイスとサービスの会社に生まれ変わるにあたって、この新しい方向性に長期間務められるCEOを必要としている」としている。なお、取締役会はバルマー氏退任のプロセスと新CEOの選出を進めるべく、ビル・ゲイツ氏を含む特別委員会を設置している。
スティーブ・バルマー氏はデトロイト出身で、ハーバード大学で数学と経済学の学位を取得。P&Gに勤務後、スタンフォード大学のビジネススクール在学中の1980年にMicrosoft初のビジネスマネージャーとして入社。ビジネス面でMicrosoftをリードするとともに、カンファレンスなどでは大きなアクションとともに、同じワードを繰り返して絶叫するなど、その強烈なキャラクターも広く知られてきた。