この記事は2013年6月25日発売の週刊アスキーから転載し、お届けしています。
ディスプレーは価格ではなく用途で選ぼう。でないとPCの性能がモッタイナイ。
EIZOのディスプレーを選ぶワケ
直接目に触れる装置は目的別に最適なものを
最近はフルHDを超えるパソコン用ディスプレーも2万円くらいから売っているが、安いからと飛びつくのはお勧めできない。パソコンの出力を直接目に入れる装置なので、使用目的に合ったものを慎重に選ぶべきだ。
EIZOは、1985年からPC用のディスプレーを専業にしてきたメーカーだ。ビジネスやゲームからプロカメラマンの使用にも耐えうる高品質な製品まで幅広くラインアップ。厳しい品質管理のもと、自社グループで一貫生産し、全数表示調整の上、出荷されているという。保証期間も5年と長い。この安心と信頼のブランドで、自分の目的に最適な1台を見つけよう。
ビジネス・文書・プレゼン・SNS
長時間作業でも目が疲れず、文字が見やすいFlexScan EV2436W-FS
スタンドの可動域が広く、置き場所を選ばないスタンダードな一台。自動調光の"AutoEcoView"や、ちらつきを抑制する"EyeCare調光"機能は、疲れ目を軽減させ、長時間画面を見続けるオフィスでの使用に向く。紙に近い色味とコントラストに調節してくれる"Paper"モードは電子書籍を読むのに最適だ。
SPEC | |
---|---|
液晶パネル | 24.1インチIPS液晶 |
解像度 | 1920×1200ドット |
コントラスト比 | 1000:1(標準値) |
応答速度 | 6ms(中間階調域) |
入力端子 | DVI-D、ディスプレーポート、D-Sub 15ピン |
本体サイズ | 552.5(W)×245.5(D)×376~534(H)mm |
重量 | 約6.7kg(スタンド含む) |
ワタシがおススメ 本誌副編集長・加藤兄
1日中快適に使える疲れにくいポジション
上下195ミリ、前後30度、左右172度という広い可動範囲がうれしい。右の写真のようなやや下向き視線のポジションにすると、長時間画面を見続けても、首が疲れにくくていい。