デルがゲーミングPC「Alienware」4機種
GTX 780MのSLI&Core i7-4900MQで世界最速!「ALIENWARE 18」
2013年06月11日 17時30分更新
デルは6月11日、ゲーミングPC「ALIENWARE」の新製品として、デスクトップ「ALIENWARE X51」、“14型で最速”のノート「ALIENWARE 14」、17型の「ALIENWARE 17」、そして“世界最速のゲーミングノート”という「ALIENWARE 18」を発表した。CPUがHaswellになるほか、筐体デザインも刷新しており、2年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
ALIENWARE X51は、2012年1月にSandy Bridge世代のプロセッサーを搭載する小型筐体(幅95×奥行き318×高さ318.5~343mm)のゲーミングデスクトップとして登場した製品。新製品では、第4世代CoreプロセッサーのCore i5-4430、GeForce GTX 645搭載の「スタンダード」、Core i7-4770とGeForce GTX 660搭載の「プレミア」、Core i7-4770にGeForce GTX 670を搭載する最上位モデル「プラチナ」が用意される。前モデル最高性能と比べ、最大で約2.7倍のパフォーマンス向上を果たしているという。
また、SSDを搭載したいというユーザーからの要望に応え、オプションで256GB SSDと1TB HDDの同時搭載が可能になっている。価格は、スタンダードが8万9980円、プレミアが11万9980円、プラチナが14万4980円。
ALIENWARE 14は、要望の多かったノングレア仕様の14型フルHD液晶、750GB HDDに64GBのmSATA SSDをキャッシュとして搭載するゲーミングノート。最上位モデル「プラチナ」は、Core i7-4900MQ、NVIDIA GeForce GTX 765M(2GB)、16GBメモリを搭載しており、同社では「世界最速の14インチゲーミングノート」としている。
価格は、Core i7-4700MQ、GeForce GTX 750M搭載の「スタンダード」が14万9980円、GPUをGeForce GTX 765Mに強化した「プレミアム」が17万9980円。そして「プラチナ」が21万9980円となる。
ALIENWARE 17は、デスクトップの置き換えが可能という、17.3型フルHD液晶(ノングレア)を採用するゲーミングノート。「プラチナ」モデルは、オーバークロック設定を行なったCore i7-4900MQ、GPUに700 Mシリーズの最上位GeForce GTX 780M(4GB)、16GBメモリを搭載し、27万9980円。
SLI対応のゲーミングノート「ALIENWARE 18」
ALIENWARE 18は、「ゲーミングデスクトップユーザーがまったく違和感なく使える」(デル Alienwareブランドマネージャー添田 貴嗣氏)という、ハイエンドゲーミングノート。ノートPCでありながら2つのGPUを搭載するSLI(Scalable Link Interface)対応し、オーバークロック設定済みのCPU、そして18.4インチという大きな液晶ディスプレイを搭載する。
ストレージは、標準では64GB mSATA SSD+750GB HDDだが、最大3ドライブまで内蔵可能。メモリも32GBまで拡張できる。ゲーム向け機能としては、ゲームごとに異なるコマンドが設定できる「マクロキー」を用意。また、HDMI入力に対応しており、これは家庭用ゲーム機の映像表示に活用できるという。
ALIENWARE 18の価格は、オーバークロック設定済みのCore i7-4900MQ、デュアル構成のGeForce GTX 780M(4GB)、16GBメモリ搭載の「プラチナ」が37万9980円など。