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電動アシストイッキ乗り! 街乗りに最適なモデルを探せ! 第1回

電動アシスト自転車をバッテリーが切れるまで乗り倒す!

2013年05月27日 12時00分更新

文● じてんしゃ操太郎

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再びカタログ値超えなるか!?
坂道を上がりまくる!

 昨年乗った「リアルストリーム」では、ヤマハ発動機製モーターのパンチ力に少々驚きました。「アシスタDX Special」も、同じヤマハのモーターを採用しているだけに、漕ぎ出しはなかなか力があります。とはいえシティーサイクルらしく、「リアルストリーム」のような荒々しさはありません。センサーによるアシスト制御もあってか、マイルドに仕上がっていると感じました。

コース最初の坂は、東京ドーム北の春日通りにある富坂。ギアはいちばん重い「3」にした状態でも、サドルに座ったままでOK。坂の途中にある赤信号で停止しても、パンチ力のあるモーターのおかげでスムーズに発信できます。富坂を上がったら、春日通りをUターンして、アキバ方面へ向かいます

秋葉原の中央通りからまた水道橋方面へ戻るため、神田明神坂を上がります

神田明神前を少し過ぎた、走行距離5kmあたりでバッテリー残量表示が90%となりました

地下鉄水道橋駅近くの「宝生能楽堂」脇にある忠弥坂。昨年のコースにはなかった坂で、距離は短いものの、なかなかの急勾配です。しかし、ギア「3」で座ったままでも進みます

続いて九段坂の少し北にある中坂。九段坂よりも勾配が急な印象。ここも変速することなくスイスイ進みました

昨年と同じく、中坂を上がったら、九段坂をいったん下ってからさらに九段坂を上がるというコースへ

九段坂を上がり、千鳥ヶ淵あたりでバッテリーが80%に。走行距離はおよそ9km

番町を抜けて紀尾井町の紀尾井坂へ。ここもけっこうな勾配ですが、サドルに座ったまま変速もなしでOK

赤坂見附から246を上がって、TBSの裏手にある三分坂(さんぷんざか)。昨年に続き、コースの最難関坂です。上がったあと、左に曲がってスピードの落ちたところを、さらに少し上がらなけれなならないところがニクい坂です。ここはギアを「2」へとひとつ軽くしたものの、座ったまま上がれました

三分坂を上がったところでバッテリーが70%に。走行距離は13kmほど。ここからは、昨年と大きくコースを変えて、六本木方面へ

六本木ヒルズのけやき坂。ゆるい勾配なのですいすい走れました。西麻布を経て、青山方面に向かいます

青山霊園から246へ向かう道と通ります

青山霊園の途中でバッテリー表示が50%に。およそ18km走ったところ。単純に2倍すると総走行距離は36kmほど?

青山から信濃町方面へ出て、新宿区若葉の観音坂。ここもかなり急な坂で、普通の自転車はみんな降りて押して上がっています。ここはギアを「2」にして、座ったまま上がれました

四谷から防衛省前の靖国通りを走り、新宿通りに戻るために通った津の守坂(つのかみざか)。ここの地名は「四谷坂町」ととなっていますが、この坂自体の勾配は緩いです

津の守坂を上がったところでバッテリーは40%。走行距離は24kmあまり

四谷のあとは、番町、靖国神社をすぎて神楽坂へ。狭い道で人通りも多く、速度を抑えて坂を上がります

神楽坂を上がりきったところで残量は20%。今までは10%刻みで減ってきたコントローラーの数値は、1%刻みで減っていきます

早稲田から新宿方面に出て、明治通りを南下して大久保通りへ。既にカタログ値の32kmを越えた走行距離34kmほどの総務省統計局付近で、残り9%。コントローラーの数値表示が点滅しはじめます

大久保通りからまた神楽坂へ入って、残量表示は4%。九段方面に向かう坂の途中で突然ベダルが重くなりました。ついにバッテリー残量ゼロ! 計測したiPhoneアプリ「Cyclemeter」のログを見ると、走行距離は37.58 kmとなっていました

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