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アスキースマホ総研 第2回

覆面たちがau夏スマホをチェック 「HTC J One」が欲しいぞ!

2013年06月04日 11時00分更新

文● アスキースマホ総研

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HTC J One以外にも注目スマホが3機種

ドロイド ここまでどうしてもHTC J Oneの話題が中心になってしまいましたが、他の機種やサービスについても順番に紹介していきましょう。

スピーディー まずは5型フルHD液晶の「Xperia UL」から。スペック的には2月に発売されたドコモの「Xperia Z」と近いですね。ただ、板のようなデザインのXperia Zと比較すると、背面は丸みを帯びた感じでそのぶん厚みが増しているけど、持ちやすいし、柔らかなイメージがありますね。

au「Xperia UL」は5型フルHD液晶搭載のフラグシップ機だ

やや丸みを帯びた背面が特徴的。独立したカメラキーも用意されている

カリー カラバリは3色あって、ピンクが目立つけど、個人的にはブラックが良かった。ブラックだけはマットな処理がされていて、手触りがサラサラで質感がよかった。

バッテリー交換が可能なのはうれしい

ブラックは背面を採用している

スピーディー またサラサラかよ! 個人的にはバッテリー交換ができるのがうれしいし、スペック的にもフラグシップ級。ドコモのツートップで、比較的コンパクトな「Xperia A」との争いが気になるところかな。

ドロイド 同じ京セラ製の「DIGNO R」でも触れましたが、「URBANO」も完成度が高いモデルです。30分で約50%まで急速充電できたり、省エネ機能が強力だったり、見どころが多いです。

京セラ製の「URBANO」。スペック的には尖っていないが、電話としての基本性能を重視している

カリー URBANOといえば、デモ映像で見た、ロック画面で表示される時計がとてもカッコ良かったんです。それを説明員に出してもらうよう頼んだんですが、まるで伝わらず。

スピーディー 横にいたけど、ひどいよ。「時計出して、きれいなやつ、なんか緑の、時計、時計」しか言わないんだもん。あと京セラ端末ではおなじみの「スマートソニックレシーバー」も実用的。ディスプレー全体が振動して、音声を再生するんで、騒がしいところだと画面でスマホで耳を覆うようにすると、騒音が入りにくくて相手の声がよく聞こえるんです。

ちなみにこれがカリーさんが見たかったURBANOのロック画面。確かに時計がカッコイイ

カリー たとえばスピーディーさんのヘルメットに端末を当てても聞こえるってことですか?

スピーディー さすがにそんな使い方しないでしょうが。基本機能がしっかりしていて、フューチャーフォンライクに使えるところもいいかも。デザインも大人びてかっこいいし、露骨にお年寄り向けなのはちょっと……という人でも使いやすいんじゃないかな。

ドロイド 「AQUOS PHONE SERIE」はやはりIGZO液晶とバッテリー3080mAhで、電池が3日持つのが最大の魅力ですね。

au向けの「AQUOS PHONE SERIE」は4.9型IGZO液晶を搭載。大容量バッテリーで3日使えるというのが自慢

スピーディー 解像度がフルHDじゃないのが残念ですけど(720×1280ドット)、逆にHD解像度止まりな分、CPUなんかに余裕があるんで、バッテリーの持ちにも期待が持てますね。

auのAndroidスマホは夏モデルから3バンド対応

カリー ネットワークの話もしましょうよ。夏から、auのAndroidスマホはLTEが3バンドだと説明されてました。意味は自分にはよくわからないですけど。

ドロイド 簡単に言うと、au「4G LTE」は、800MHz/1.5GHz/2.1GHzの3つの周波数帯でサービスが提供されているんです。これまでのauのAndroidスマホでは800MHz/1.5GHz、iPhone 5では2.1GHzのみ利用できたんですが、夏モデルからはAndroidも2.1GHz帯を含む3周波数帯に対応します。

カリー へー。AndroidとiPhoneでは使う電波が違うんですね。

ドロイド 特に800MHzの「4G LTE」は強力ですね。ほとんどのエリアで下り最大75Mbpsに対応しているし、カバー率も高い。700~900MHzあたりの周波数が“プラチナバンド”と呼ばれるように、電波が飛びやすくて、大きな建物の室内にも届くことが多いですね。


スペック表にはあまり載らない
端子のキャップとバッテリー交換の可否に注目

 スペック表に載ることはあまりないが、ASCII.jpスマホ班がネチネチと追求しているのが、端子部分のキャップの有無とバッテリー交換の可否だ。

Xperia UL(左)は防水・防塵対応だが、イヤホン&microUSBともキャップ付き。URBANO(右)は同じく防水・防塵対応でイヤホンだけキャップレス

 防水対応スマホでは以前はキャップ付きが当たり前だったが、少なくともイヤホン端子については、キャップ無しで防水対応が多くなってきた。またmicroUSB端子については充電台での充電に対応していれば、キャップ付きでも不便は小さいという考え方もできる。

  防水非対応 防水対応
両方
キャップレス
両方
キャップレス
イヤホンのみ
キャップレス
両方
キャップ付き
ドコモ GALAXY S4 AQUOS PHONE ZETA
Optimus it
ARROWS NX
ELUGA P
MEDIAS X
AQUOS PHONE si
Xperia A
ソフト
バンク
  AQUOS PHONE Xx
AQUOS PHONE ss
DIGNO R
ARROWS A  
au HTC J One AQUOS PHONE SERIE URBANO Xperia UL

 また、最近増えてきたのがバッテリー交換に非対応の端末。デザインや薄型化、防水対策などが関係していると思われる。電池持ち対策に交換バッテリーを複数持ち歩いている人には残念な状況だろう。また、長期間の利用でバッテリーが劣化してきた際、交換が基本的に有償で、さらに作業のために端末を預けないといけない点にも注意が必要だ。

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