グラボをいつ買い替えるか? 今でしょ!
1万円前半でも艶やかな映像を楽しめるミドルクラスグラボを買う!(前編)
2013年06月04日 11時30分更新
とりあえず真面目にグラボの仕様をまとめてみた
ちなみに、画質の差を生み出しているのは、搭載しているメモリー容量やメモリーバスの帯域幅、メモリークロック、シェーダーやユニットの数である。これらの数字が大きい製品ほど性能が高く、綺麗な画像が楽しめるということになる。各製品の主要スペックを下の比較表にまとめてみた。
グラフィックチップの仕様一覧 | ||||
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チップ名 | GTX 660Ti | GTX 650 Ti Boost | GTX 560 | GTS 450 |
開発コードネーム | GK104 (GK104-300) |
GK106 (GK106-220) |
GF114 | GF106 |
製造プロセス | 28nm | 28nm | 40nm | 40nm |
シェーダプロセッサ数 | 1344基 | 768基 | 336基 | 192基 |
テクスチャユニット数 | 112基 | 64基 | 56基 | 32基 |
ROPユニット数 | 24基 | 16基 | 32基 | 16基 |
コアクロック | 915MHz | 925MHz | 810~950MHz | 783MHz |
メモリクロック | 6008MHz | 5400MHz相当 | 4004~4488MHz相当 | 3608MHz相当 |
メモリタイプ | GDDR5 | GDDR5 | GDDR5 | GDDR5 |
メモリインタフェース | 192bit | 128bit | 256bit | 128bit |
推奨電源容量 | 450W以上 | 400W以上 | 未公開 | 400W以上 |
さて、小難しい検証(前編)はここまで。次回は実際にゲームをプレイしてみて“十分にプレイが成り立つ操作性を維持しつつ、自慢のコスチュームをどこまで緻密に描き出せるのか?”を追求してみたい。筆者同様に3~4年前のグラボで奮闘しているユーザーは、ぜひ読んでいただきたい。乞うご期待!