一家に1台ではなく
子どもひとりに1台必要なタブレット
「オオタニさんのお子さんって小学生ですよね~。ちょっと使ってもらえませんかねえ」と、編集部S岡から受け取ったトイザらスのキッズ向けタブレット「MEEP!(ミープ)」(関連記事)。繁忙期に遠出しないオオタニ家で暇をもてあます現役JSの娘を巻き込んで、レビューしてみた。
子供向けタブレットは確かにほしい
「お出かけに昔DS、今スマホ」の句を誰が詠んだか知らないが、子供連れの外出にDSやスマホが必須になっているのは、もはや常識になりつつある。それこそ1人目が小さい頃は「流れる車窓の景色を見ながら、娘とお話」といったメランコリックなお父さん願望もあったが、子供が大きくなり、しかも2人目が追加されるとそんな悠長なコトは言ってられない。長時間の移動に、DSやスマホ、タブレットなどのアイテムは必須。最近では姉弟での紛争勃発を避けるため、複数台持ち歩く必要すらある。まったく頭が痛い。
こうした親の立場からすると、今回レビューする子供向けタブレットのような製品は意外とスイートスポットだったりする。そもそも子供にスマホやタブレットを使わせている間は、自分でそれらが使えない。そして、子供に使わせると、やれ勝手に広告バナーやらFacebookボタンは押すわ、アプリは削除しちゃうわ、はたまた床やらに落とすやら、まったく迷惑きわまりない。とはいえ、現状はiOSもAndroidも、子供と大人のデスクトップやアプリを使い分けるようなこともできない。こうなったら、遊ぶ専用の子供向けタブレット買っても、実は投資対効果あるんじゃないかと思うわけだ。
でも、せっかく作るなら、親としてはいくつか希望もある。やはり怪しいサイトにつないでほしくないし、ゲームやアプリを勝手にダウンロードされるのも困る。あとは扱うのが子供なので、多少手荒く扱っても大丈夫なように作ってほしいし、操作性も直感的であってほしい。要は極力管理の手間を減らしてほしいわけだ。
こうした観点でMEEP!をさらっとレビューしていく。フォトレビューやハードウェア構成などは別途記事が用意されているので、そちらをご参照してほしい(関連記事)。