「未来へつなげビッグプロジェクト」
「未来へつなげビッグプロジェクト」ゾーンでは、宇宙開発、新幹線など、世界一の技と人の総合力によって成し得る壮大なプロジェクトについて紹介。そのほか、会場内には、「〜世界に誇る!日本の技〜すごい!ステージ」を用意し、129日間の会期中には、「世界一の技を持つ人」や「各界の第一人者」などが毎日登場し、それぞれのテーマに沿った話や感動秘話、実演などが行なわれる。
小惑星探査機の「はやぶさ」。日本人にとっては今やおなじみだ
2010年に打ち上げられた小型サーラー電力セイル実証機「IKAROS」
新幹線は日本を代表する鉄道技術。1964年の新幹線運転士の制服を展示
ステージでは世界一の技を持つ人や各界の第一人者が登場。写真は2012年フリースタイルフットボール世界大会優勝の徳田耕太郎さん
また、5月17日からは、会場内を使って「怪盗ナレ男とキャピ子から未来をすくえ!」と題した体験型謎解きゲームも実施する。
主催元である一般社団法人ナレッジキャピタルでは、「身近な生活から、世界をリードする産業や宇宙開発などの国際貢献に至るまで、古来からつながる高度な技術と、繊細な感性による日本の文化が生みだした『世界でひとつ』の技や人を紹介。日本の宝とも言える展示アイテムが満載になる。女性や若い方をはじめ、ファミリーやお子さまにも楽しんでもらえる、観て、会って、遊べる『新感覚イベント』になる」としている。
初音ミクもTHE世界一展を強力にサポート
会場内には初音ミクのブースも設けられている
貴重なデザインラフも展示。KEI氏によって描かれたものだ
開館時間は、午前11時〜午後8時。最終受付は午後7時。入場料は大人が1300円、大学および専門学生が1000円、中高校生は700円、小学生は300円。小学生未満は無料となっている。前売券は、いずれも100円引きとなる。また、体験型謎解きゲームは、入場料のほかに700円が必要となる。
実際に訪れて体感してもらうことが、THE世界一展を楽しむコツといえるが、ここでは写真を通じて、THE世界一展の展示内容を紹介しよう。
日本が生んだベストセラーであるホンダの「スーパーカブ」。累計販売台数は7600万台以上
白熱舎(現東芝ライテック)の電球「マツダランプ」。1890年に発売された
1958年にパナソニックが発売した電気炊飯器。寝ている間にご飯が炊けるという夢の調理器具だった
1973年にシャープが発売した世界初のポケット電卓。小型化したことで、そろばんの時代から電卓の時代へと移っていく
ソニーが1979年に発売したウォークマン。録音機能がないテープレコーダーは売れないという社内の反対を押し切って開発された
シャープのIGZOディスプレイも展示。省電力と高精細を両立し、スマホやタブレットに搭載されている
ルアーフィッシングなどにも利用できる本多電子の魚群探知機
東和電機製作所のはまで式全自動イカ釣り機。世界初のコンピュータ制御型イカ釣り機
セガトイズの家庭用プラネタリウム。一家に一台のプラネタリウム時代?
九州大学による味覚センサー。世界の食品、医療品メーカーなどに300台以上が導入されている
1958年に発売された日清食品のチキンラーメン。即席めんのルーツとなる
1971年に日清食品が発売したカップヌードル。2011年には累計販売が310億食に達した