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藤田 咲さんのボイスが導いてくれる

【発売日決定】ミクさんがナビゲート! ミクタブの実力を探る

2013年04月30日 22時00分更新

文● 林 佑樹

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ミクタブレットを必要以上にねっとり触るなど

 俺たちのミクさんがタブレットになったことで話題をさらった「初音ミク タブレットナビ starring 藤田咲」は、発売日が直前に4月15日から延期されたが5月3日に決定した。編集部にはすでに評価機が届いていたので、さっそく必要以上にねっとり触った。パッケージなどの情報については、すでに公開されている記事通りなので、そちらを参考にしてもらいたい(関連記事)。

※4月30日追記:同製品の発売日は、5月3日(金)に決定しました。

噂の「初音ミク タブレットナビ starring 藤田咲」とドライブ!

 このミクタブレットの価格は3万9800円。スペックをみると、OSはAndroid 4.0、CPUは1.2GHz動作のデュアルコア +Mali-400MPを搭載。メモリーは512MB、内蔵ストレージが8GB。ディスプレーは7型(800×480ドット)を採用する。スマホでいえば、一昨年の後半くらいのスペックといってよく、価格帯とスペックを考えると、秋葉原で散見される中華タブレットよりかなり割高感はある。

 ただ「初音ミク タブレットナビ starring 藤田咲」の製品名にもある通り「タブレットナビ」として仕上げられているため、いわゆるタブレット的な運用ではなく、カーナビとしての運用を考えると、GPSや自動方向センサー、加速度センサーなどナビに必要な機能が揃っているし、PNDと大差ない価格であり「安くもないが高くもない」価格といえる。

 タブレットではなく、カーナビとしての実力はいかほどか!? 編集スエオカと100km以上にわたる検証をしたので、じっくりネッチリレポートしよう!

車両は編集スエオカの愛車であるBMW Z3。左ハンドルだが、筆者の座る場所が右シートなので、右ハンドル時の視認性などがわかりやすいため都合がよかった

ミクさんタブレットということで、ミクっぽいYシャツを導入してチェックした(※服装と性能は関係ありません)

Androidタブレットとしては一昔前のスペックだが、カーナビとしての動作はキビキビしていた

インターフェースは本体上部と右側面に集中している。上部には電源/スリープボタンとボリュームボタン、右側面にはACアダプタージャック、microUSB、HDMI出力、microSDカードスロット、ヘッドフォンジャックがある

とりあえず取り付け開始
どこに付けるか、それが問題だ

 みっくみくなパッケージを開封すると、タブレット本体のほかに吸着式スタンド、ホールド用台座、スタンドカップ、シガー(DC)ケーブル、ACアダプター、イヤホン、USBケーブル、取扱説明書(本体内蔵)、クイックガイドの同梱されていた。車載するときに使用するものは、吸着式スタンドとホールド用台座、スタンドカップ。電源確保を考えると、シガー(DC)ケーブルも必要になるが、ほかにUSB充電したいものがある場合は、シガー(DC)ケーブルにUSBポートがないため、使い勝手が悪い。別途、USBポート×2といったシガー変換プラグを用意しておくといいだろう。当然だが、ミクタブレットはAndroidタブレットであり、microUSBもあるため、AC充電にこだわる必要はない。

 取り付けはまずホールド用台座からだ。他の車載用スタンドと同じく粘着性が高く、1度取り付けると剥がすのは困難なので、視界の確保を確認しつつ、Goodな場所に取り付けるといいだろう。そのあとは、吸着式スタンドを取り付け、スタンドカップにミクタブレットをセットするだけで準備完了だ。車から降りるときはスタンドカップごと外せばいいのは、PNDと同じ使い勝手の良さだ。

ホールド用台座と吸着式スタンドをセットしたところ。スタンド側の吸着もしっかりしている

スタンドは上下左右に高さと向きを変更できる

スタンドカップを取り付けたところ。中央のスリットを利用して、吸着スタンドに取り付ける。取り外しは楽だが、取り付けは停車状態でないと危険だ

右ハンドル車でのドライバーズアイに近い画角で撮影したもの。7型は操作するにも見るにもちょうどいい大きさだ。また液晶パネルの視野角はそれほど広くはないが、真正面から見るよりもちょっと斜めから見たほうが発色がいい。そのため、車載時は写真のようにドライバー側に向けるだけでなく、ダッシュボードに対して水平でもいい

電源は付属のものではなく、筆者愛用のInnergie mMini DC10を使用した。コンパクトながら最大2A出力に対応するだけでなく、過電流保護、過電圧保護、過温度保護、ショート回路保護も備える。あと、ミクタブレットの色に合わせたかったので

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