ミクタブレットを必要以上にねっとり触るなど
俺たちのミクさんがタブレットになったことで話題をさらった「初音ミク タブレットナビ starring 藤田咲」は、発売日が直前に4月15日から延期されたが5月3日に決定した。編集部にはすでに評価機が届いていたので、さっそく必要以上にねっとり触った。パッケージなどの情報については、すでに公開されている記事通りなので、そちらを参考にしてもらいたい(関連記事)。
※4月30日追記:同製品の発売日は、5月3日(金)に決定しました。
このミクタブレットの価格は3万9800円。スペックをみると、OSはAndroid 4.0、CPUは1.2GHz動作のデュアルコア +Mali-400MPを搭載。メモリーは512MB、内蔵ストレージが8GB。ディスプレーは7型(800×480ドット)を採用する。スマホでいえば、一昨年の後半くらいのスペックといってよく、価格帯とスペックを考えると、秋葉原で散見される中華タブレットよりかなり割高感はある。
ただ「初音ミク タブレットナビ starring 藤田咲」の製品名にもある通り「タブレットナビ」として仕上げられているため、いわゆるタブレット的な運用ではなく、カーナビとしての運用を考えると、GPSや自動方向センサー、加速度センサーなどナビに必要な機能が揃っているし、PNDと大差ない価格であり「安くもないが高くもない」価格といえる。
タブレットではなく、カーナビとしての実力はいかほどか!? 編集スエオカと100km以上にわたる検証をしたので、じっくりネッチリレポートしよう!
とりあえず取り付け開始
どこに付けるか、それが問題だ
みっくみくなパッケージを開封すると、タブレット本体のほかに吸着式スタンド、ホールド用台座、スタンドカップ、シガー(DC)ケーブル、ACアダプター、イヤホン、USBケーブル、取扱説明書(本体内蔵)、クイックガイドの同梱されていた。車載するときに使用するものは、吸着式スタンドとホールド用台座、スタンドカップ。電源確保を考えると、シガー(DC)ケーブルも必要になるが、ほかにUSB充電したいものがある場合は、シガー(DC)ケーブルにUSBポートがないため、使い勝手が悪い。別途、USBポート×2といったシガー変換プラグを用意しておくといいだろう。当然だが、ミクタブレットはAndroidタブレットであり、microUSBもあるため、AC充電にこだわる必要はない。
取り付けはまずホールド用台座からだ。他の車載用スタンドと同じく粘着性が高く、1度取り付けると剥がすのは困難なので、視界の確保を確認しつつ、Goodな場所に取り付けるといいだろう。そのあとは、吸着式スタンドを取り付け、スタンドカップにミクタブレットをセットするだけで準備完了だ。車から降りるときはスタンドカップごと外せばいいのは、PNDと同じ使い勝手の良さだ。