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Ultrabookやタブレットでの活用が期待される

富士通、500円大の手のひら静脈認証センサーを実用化

2013年04月12日 20時35分更新

文● 貝塚 怜/ASCII.jp編集部

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ニュースリリースより

 富士通、富士通フロンテック、富士通研究所は4月11日、小型の非接触手のひら静脈認証センサーを実用化したと連名で発表した。

 今回発表されたセンサーは約幅25.0×奥行25.0×高さ6.0mmで、重量が約4.0g。従来品と比べて56%をうたう小型化が図られた。

 連続して読み取った静脈の中から、認証に最適なものを自動で選び出して照合する機能を前モデルに引き続いて搭載しており、軽快な操作感を実現しているという。


 同社が非接触型手のひら静脈認証を開発したのは2003年。2004年から販売されている認証装置「PalmSecure」は金融機関や企業での入退室管理などに広く利用されている。

ニュースリリースより

 手のひら静脈認証は、本数が多く複雑な形状を持つ手のひらの静脈を利用するため、他人受入率が極めて低いとされている。薄型ノートPCやタブレットなど、これまで以上に広範な静脈認証の活用が期待できそうだ。

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