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iPhone 5を水深40mに連れて行ける完全防水ケース

2013年04月11日 11時30分更新

文● 鈴鹿 廻

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 iPhone 5を水深40mに連れていける、最強クラスの防水ケース「Waterproof Photo Housing for iPhone 5」(型番:SS-i5)がアキバ店頭に登場。三月兎2号店などの三月兎各店とSOUTHTOWN437で販売中だ。メーカーは中国のSeashellで、カラーはブラックとイエローの2色。

なんとデカイ!最強クラスの防水ケース「Waterproof Photo Housing for iPhone 5」が店頭販売中。メーカーはカメラ用防水ケースなどを手がける中国のSeashellだ

IPX8に準拠。なんと水深40mにも耐える。そのほか防塵性や耐衝撃性、耐熱性に耐寒性も兼ね備えるという、堅牢極まりないケースなのだ。カメラ用のレンズカバーも頑丈そのもの

 iPhone 5用とは思えないほど巨大な完全防水仕様のケースが店頭にやってきた。IPX8準拠の防水性能がうたわれており、なんと水深40mにも対応するというから驚きだ。そのほかIP6準拠の防塵性と落下1mの耐衝撃性、60度の耐熱性に-10度の耐寒性を兼ね備えた、まさに“無敵”仕様。これまで登場したiPhone対応保護ケースの中でも屈指の性能だ。

 ケース形状はクラムシェルタイプで、内部には本体をガッチリホールドする無数のスペーサーが配置されている。接合部を取り巻くOリングで浸水を防ぎ、末端を頑丈なロック機構で閉じる堅牢さは見た目にも頼もしい。スペーサーは厚みの異なる1/2/3/4mmタイプが付属し、厚みに合わせて交換することでケースを装着した状態でも使用できる仕組みになっている。

クラムシェルタイプの完全密閉型。一度閉じればタッチパネル操作は不可能で、外部からは用意された4つのボタン以外には操作できなくなる。利用シーンは限定されるだろう

ケースに封をするフタ部分はロック付きの頑丈なもの。内部には気密を保つためのOリングが装着されていた。こちらは性能を維持するためにちょくちょくメンテナンスする必要があるのだとか

 ただし一度ケースに入れてしまうと外からはタッチパネルを操作することはできず、4つのボタンによる簡易操作しか受け付けない。つまるところ単なる防水ケースではなく、海中など過酷な環境でiPhone 5のカメラ撮影を可能にするための製品ということだ。

 同梱の「やさしい設定ガイド」には、「機内モードをオン」「アラームをオフ」「自動ロックをオフ」「カメラアプリをボタン位置に合わせて移動」など必要な事前準備の数々が挙げられている。iPhoneのロックを解除して「もうカメラ以外使わないぞ」という状態にしてからケースを閉じるという使い方になるようだ。実際の使用状況は限定されそうなものの、レジャーでiPhone 5のカメラ機能をフル活用させたい人にはピッタリかもしれない。

 三月兎各店とSOUTHTOWN437にて2万2500円で販売中だ。

ギッシリ詰まった付属品の数々。交換用スペーサーやOリングメンテナンス用のグリス、予備のOリングなどが入っている。実際にどう使うか分からない。そんな時は「やさしい設定ガイド」を読もう

【取材協力】

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