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『ツッコミュニケーション』広報・PR担当者必見!

「お笑い」が企業コミュニケーションのヒントに!?

2013年04月09日 19時50分更新

文● アスキー新書編集部・本多いずみ

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「ツッコミュニケーション」4つのポイント

 本書では、高度に進化したお笑い芸人の「ボケとツッコミ」を検証し、それを企業コミュニケーションに応用するポイントを4つ挙げています。

①ツッコミュニケーションは「リアクション」である
②「スピード」と「タイミング」が命
③「ツッコむ相手と場を見る目」を磨く
④批判ではなく「愛」と「笑い」

駐日フィンランド大使館公式アカウントの「中の人」フィンたん。大使館らしからぬフレンドリーなツイートで人気。本書では、運営方針など企業アカウントの参考になるようなインタビューを行なった。

 詳しいことは本書を読んでいただきたいのですが、要は生活者の興味や行動の中にネタ振りとして活かせそうな話題を見つけたら、愛のあるリアクションでツッコむ、ということ。それは、ネット上でのやり取りのみならず、マス広告を含めたリアクションを目指すということです。

 ときおり企業のツイッター公式アカウントなどで、フォロワーとの気の利いたやり取りが見受けられます。「ツッコミュニケーション」はこれをソーシャルメディア担当の「中の人」の特殊技能に終わらせてしまうのではなく、マス広告も含めた企業コミュニケーション全体の仕組みまで広げられる可能性も秘めています。

 もう企業が自力だけでコミュニケーションする時代は、終わりを告げています。そして、これだけ情報スピードが早くなった今、コミュニケーションの速度が今より遅くなることは、もはやありません。広告(企業コミュニケーション)だけが、その流れから取り残される訳にはいかないのではないでしょうか。

発売記念トークショーを開催します!

 『ツッコミュニケーション』の刊行を記念して、本書の対談でも登場している、漫才コンビ・アメリカザリガニのボケ担当、平井善之さん、そして急遽、ハイパーメディアフリーター黒田勇樹さんの登壇が決まりました。ぜひご応募ください。

「伝わる」をお笑いから学ぶ〜
『ツッコミュニケーション: 生活者を「相方」にするボケと ツッコミの広告術』(アスキー新書)
出版記念トークセッション

  • 日時:4月11日(木)
  • 時間:20:00~22:00(19:30開場)
  • 場所:本屋B&B
  • 入場料:1500円+1ドリンク(500円)
  • 詳しくはこちら

■Amazon.co.jpで購入

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