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NVIDIA Quadro K3000M、独自開発機能も搭載

MSI、最大4画面表示可能なモバイルワークステーション

2013年03月29日 23時09分更新

文● ASCII.jp編集部

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発表会で用意されたモバイルワークステーション「GT70 Mobile Workstation」

 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は29日、モバイルワークステーションやスライド式ウルトラブックなど、ノートPC新製品を発表した。

 MSIとしては初のモバイルワークステーションということもあり、プロモーション映像を流し、台湾本社から来たプロダクトマネージャーのジョージ・コー氏が説明するなど、気合いを入れている様子がうかがえた。コー氏いわく「ここまで一気にラインナップを発表するのは初めて」だそうだ。

NVIDIA Quadro K3000M、独自機能を搭載した
モバイルワークステーション

 最初に登場したのは「GT70 Mobile Workstation」と「GT60 Mobile Workstation」。画像編集をするグラフィックデザイナー、3次元CADソフト「SolidWorks」を使用するエンジニアなどに向けたモバイルワークステーションだ。

 GT70はNVIDIA Quadro K3000M、GT60はNIVIDIA Quadro K2000Mのグラフィックスカードをそれぞれ搭載している。また、HDDに加え、「Super RAID」と呼ばれる、SSDをRAID0で2基内蔵した。

GT70 Mobile Workstation

GT60 Mobile Workstation

MSI本社プロダクトマネージャー、ジョージ・コー氏

 17.3型の液晶ディスプレーはフルHD(1920×1080ドット)で、ノングレアタイプを採用。NTSC比95%を実現しているので、色を正確に再現できる。出力ポートはHDMI、D-Sub、Mini Mini Displayportがあるので、搭載モニターと合わせて最大4画面表示が可能となる。「ドッキングステーションを使わずマルチディスプレーにできるので、コストダウンにつながるのではないか」とコー氏は語る。

 そのほかにも、複数のダウンロードに自動で優先順位をつけ、同時に処理する「Killer LAN」、ボタンを押すだけで筺体の熱を下げる冷却システム「Cooler boost」など、MSI独自の機能が搭載されている。なお、発売日、価格は未定だ。

真ん中の、オレンジに光るボタンがCooler boost。MSI独自に開発した機能だという

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