RS-232Cに対応したシリアルデバイスを、Wi-Fi経由で接続できる「Wi-Fi RS-232C 変換アダプター」(型番:REX-WF60)がラトックシステムから登場。パソコンショップアークで販売中だ。
この製品は、ワイヤレスLANを介して離れた場所にあるシリアル通信機器を、制御・管理できるシリアルインターフェース。対応無線LAN規格は、iOS/Android端末に標準搭載されるIEEE 802.11b/gで、セキュリティー機能はWEP-128、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)認証をサポート。また、アドホックとインフラストラクチャーの2つのモードに対応し、デジタル測定器や各種リーダーなどのシリアル機器を遠隔地から管理できる。
電源供給はD-sub 9ピンとACアダプターの2種類が選択可能。本体には通信状態を確認できる通信モニターLEDが搭載されているため、不具合確認やデバッグが簡単なのも特徴だ。シリアル通信速度は2400bps~23万400bps、通信距離は約100m。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Android OS 4.x/3.2/.2.3.x、iOS 6.xで各OSに対応した設定ユーティリティーと通信サンプルプログラムが提供される。
価格は2万3800円だ。
