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RATOC Systems「Wi-Fi RS-232C 変換アダプター」

シリアル機器をWi-Fi化し、スマホで操作できるアダプター

2013年03月28日 22時46分更新

文● 増田

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 RS-232Cに対応したシリアルデバイスを、Wi-Fi経由で接続できる「Wi-Fi RS-232C 変換アダプター」(型番:REX-WF60)がラトックシステムから登場。パソコンショップアークで販売中だ。

シリアルデバイスを、Wi-Fi経由で接続できる「Wi-Fi RS-232C 変換アダプター」

 この製品は、ワイヤレスLANを介して離れた場所にあるシリアル通信機器を、制御・管理できるシリアルインターフェース。対応無線LAN規格は、iOS/Android端末に標準搭載されるIEEE 802.11b/gで、セキュリティー機能はWEP-128、WPA-PSK(TKIP)、WPA2-PSK(AES)認証をサポート。また、アドホックとインフラストラクチャーの2つのモードに対応し、デジタル測定器や各種リーダーなどのシリアル機器を遠隔地から管理できる。

デジタル測定器や各種リーダーなどのシリアル機器を遠隔地から管理できる

 電源供給はD-sub 9ピンとACアダプターの2種類が選択可能。本体には通信状態を確認できる通信モニターLEDが搭載されているため、不具合確認やデバッグが簡単なのも特徴だ。シリアル通信速度は2400bps~23万400bps、通信距離は約100m。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP、Android OS 4.x/3.2/.2.3.x、iOS 6.xで各OSに対応した設定ユーティリティーと通信サンプルプログラムが提供される。
 価格は2万3800円だ。

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