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目指せ王座奪還! 初音ミクGTプロジェクト2013 第4回

シーズン前のテストすべて終了! ミクZ4は好調を維持

2013年03月28日 21時45分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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シーズン開幕前最後のテスト!
ミクZ4は快調にメニューを消化

 27~28日の2日間、富士スピードウェイにてタイヤメーカーによる合同テストが行なわれた。16~17日に岡山国際サーキットで開催された合同テストとは違い、一般のファンは入れずにイベントもナシのクローズドなテストであった。

 タイヤテストはさまざまなコンパウンドのタイヤを装着し、数周走ってはピットインしてチェック、ということをひたすら繰り返す。一見地味だが、レースの勝敗の大部分はタイヤによるところが多いので、じっくりとテストすることが大事。そんな中でもミクZ4は去年のベストタイムを2秒近く上回るタイムを出す。昨年のJAF戦で谷口選手がドライの路面を走ったときのベストが「1'40.725」で、今回のテストでは39秒台前半を連発していた。

 なお、雨の予報もあったので、レインタイヤもいくつか用意されていたが、レインに履き替えるほどの雨量にはならなかったので、スリックのまま進められた。

 タイヤテストは全開アタックが目的ではないので、あまりタイムは参考にはならないかもしれないが、ライバルたちに負けていないタイム(それもトップクラスの)を記録しているのを見るのは気分がいいし、開幕戦への期待も高まるというもの。

 ただ、岡山のテストで懸念されていたとおり、最高速度はライバルたちに後れを取っていた。特に最高速を記録した#31 apr PRIUS GTとは16km/hも違っていたほど。JAF戦を入れると富士戦が3回もあるので、この点だけが心配だが、そこは谷口&片岡選手という超S級ドライバーコンビのテクニックでなんとかしてくれるに違いない!

 開幕戦まであと10日ほど。はたして今年シーズンどのような群雄割拠時代を迎えるのだろうか?

ボードにもGSR 初音ミク BMWがトップタイムであることが掲出されている!

テストだが、リラックスした雰囲気のTK課長こと片岡選手

筆者が取材にいった27日は谷口選手が午前中のセクションを担当した。この日は片山右京SDもかけつけ、タイヤに関するディスカッションを熱心に行なっていた

ピットアウトしていってミクZ4を優しく、そしてときには厳しく見守る右京SD

買ったばかりのカメラで、ミクZ4の写真ばっかり撮っている鈴木代表

ピットに戻ってきた片岡選手も、タイヤのフィーリングをメカニックやメーカーの担当者にフィードバック

午後になったらひどいキリが出てきた。めまぐるしく変わる天候こそ、富士名物の富士ウェザーだ!

ついに最後のアップデート、サイドミラーが装着された! ちなみに右の写真は昨年のもの。見比べてみよう。開幕戦までにはこのミラーもピンク色にラッピングされる。なお、ディファレンシャルのトランスアクスル化はもう少し時間がかかるとのこと

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