NECとNECフィールディングは3月21日、福岡市内に設立した「NEC九州データセンター(NEC九州DC)」のサービス開始を発表した。
NEC九州データセンターは災害リスクの低い立地を選んでおり、サーバールームは2次元床免震構造を採用。大地震でも大きな損傷なく運営継続が可能という。また、NECグループの総合力を活かしたトータルサービスの提供を特徴としており、プラットフォームから業務アプリケーションまでのフルサポートを提供するサービスデスクを設置。NECフィールディングの運用サポートに関する豊富な経験・実績を活かした迅速な保守サービスを提供する。さらに、ハイブリッドなクラウド環境においても、顧客企業の業務運用の最適化と業務プロセスの改善によるTCO削減を可能とする「オンサイトライフサイクルマネジメントサービス」などを用意する。
そのほか、九州地域のパートナー企業と連携し、地元の企業や地方公共団体のニーズを踏まえた地域密着型で信頼性の高いサービスを提供。地方公共団体向けにも、住民情報や内部情報などの基幹系システム、ホームページのコンテンツ管理システムや、高齢者の見守り支援など行政サービスを実現する幅広いクラウドサービスを提供予定という。