mSATAではインテル初となる
6Gbps対応の「Intel SSD 525」シリーズ
「SSD 525」シリーズは、インテル初となる6Gbps対応のmSATA SSD。肝心のNUCベアボーンなどより約2ヵ月遅れて登場したが、UltrabookやNUCを提唱したインテル製だけあって、信頼度はダントツといえるだろう。NUCの箱を開けると流れるおなじみのジングルを聴くと、無性にSSD 525を搭載したくなるのは筆者だけではないはずだ!
Intel SSD 525 スペック表 | |||||
---|---|---|---|---|---|
型番 | SSDMCEAC 030B301 |
SSDMCEAC 060B301 |
SSDMCEAC 120B301 |
SSDMCEAC 180B301 |
SSDMCEAC 240B301 |
容量 | 30GB | 60GB | 120GB | 180GB | 240GB |
シーケンシャルリード | 500MB/s | 550MB/s | 550MB/s | 550MB/s | 550MB/s |
シーケンシャルライト | 275MB/s | 475MB/s | 525MB/s | 520MB/s | 520MB/s |
ランダムリード(IOPS) | 5000IOPS | 1万5000IOPS | 2万5000IOPS | 5万IOPS | 5万IOPS |
ランダムライト(IOPS) | 8万IOPS | 8万IOPS | 8万IOPS | 8万IOPS | 8万IOPS |
平均故障間隔(MTBF) | 120万時間 | 120万時間 | 120万時間 | 120万時間 | 120万時間 |
実売価格 | 5600円前後 | 1万1000円前後 | 1万5500円前後 | 2万2000円前後 | 2万9000円前後 |
コントローラーとNANDフラッシュはSandForce「SF-2281」と、インテルの25nm MLC NANDの組み合わせを搭載している。公称スペックは、型番は違うが2.5インチSSDの「SSD 520」シリーズと同じになっている。なお、Intel SSDの魅力のひとつであるSSD管理ツールの「SSD Toolbox」を利用可能で、保証期間は5年間になっている。
いち早く登場するも在庫ショップが
少なかったMemoRightの「MS-701」
他社に先駆けて2.5インチSSD並みのリード最大550MB/s、ライト最大500MB/sの転送速度を誇るmSATA SSDとして登場したのが、MemoRightの「MS-701」シリーズだ。
昨年3月の発売当初は、元PC DIY SHOP FreeT(現 BUY MORE)のみの扱いだったが、現在は最速クラスのmSATA SSDだけあって、BUY MORE以外のショップでも取り扱っている。なお、保証面も国内代理店があるので安心だ。
MemoRight MS-701 スペック表 | ||||
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型番 | MRMAD4B030 GCCM2C00 |
MRMAD4B060 GCCM2C00 |
MRMAD4B120 GCCM2C00 |
MRMAD4B240 GCCM2C00 |
容量 | 30GB | 60GB | 120GB | 240GB |
シーケンシャルリード | 550MB/s | 550MB/s | 550MB/s | 550MB/s |
シーケンシャルライト | 500MB/s | 500MB/s | 500MB/s | 500MB/s |
ランダムリード(IOPS) | 7000IOPS | 1万3000IOPS | 2万5000IOPS | 2万5000IOPS |
ランダムライト(IOPS) | 2万4000IOPS | 2万4000IOPS | 2万4000IOPS | 2万4000IOPS |
平均故障間隔(MTBF) | 210万時間 | 210万時間 | 210万時間 | 210万時間 |
実売価格 | 5800円前後 | 8500円前後 | 1万3000円前後 | 2万3000円前後 |
「Intel SSD 525」と同じく、コントローラーにはSandForce製「SF-2281」を採用し、NANDフラッシュはMicron製のMLCタイプを搭載している。公称値のシーケンシャルリード/ライトが、実測でどうなるかも気になるところだが、注目はMTBFの値だ。一般的な120万時間から大幅にアップした210万時間になっている。PLEXTORの240万時間には負けるが、MemoRightは信頼性、耐久性に自信ありといえそうだ。なお、MTBF=故障までの時間ではないが、この値が大きいほど信頼性は高いといえる。
最速mSATA SSDの本命か!?
PLEXTOR「M5M」シリーズ
昨年末に開催された「2012 AKIBA PC-DIY EXPO 冬の陣」に現れてから、待たされること約2ヵ月。PLEXTORが「mSATA最速を狙う」と語っていた「M5M」が先月ついに登場した。2.5インチSSDの定番モデルとなる「M5 Pro」シリーズと同じく、Marvell「88SS9187」コントローラーと東芝製19nmプロセス MLC NANDフラッシュの最強コンビになっている。
PLEXTOR M5M スペック表 | |||
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型番 | PX-64M5M | PX-128M5M | PX-256M5M |
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
シーケンシャルリード | 540MB/s | 540MB/s | 540MB/s |
シーケンシャルライト | 160MB/s | 450MB/s | 450MB/s |
ランダムリード(IOPS) | 7万3000IOPS | 8万IOPS | 7万9000IOPS |
ランダムライト(IOPS) | 4万2000IOPS | 7万6000IOPS | 7万7000IOPS |
平均故障間隔(MTBF) | 240万時間 | 240万時間 | 240万時間 |
実売価格 | 8200円前後 | 1万2500円前後 | 2万2000円前後 |
性能は同社2.5インチSSDの人気モデル「M5 Pro」と「M5S」の間といった感じで、実測値も大いに期待したいところ。平均故障間隔(MTBF)は4製品のなかで最も長い240万時間を実現。発売以来、その性能と信頼性で定番SSDの地位を維持しているPLEXTORならではだろう。国内代理店の製品なら、保証期間は5年間と長期なのも魅力だ。
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