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ほしい機能が詰まった15型フルHDウルトラブック、「VAIO T15」

2013年03月05日 11時00分更新

文● 高橋 量

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「VAIO Tシリーズ15」試用機のスペックをチェックする

 次に、VAIO Tシリーズ15のスペック面を見てみよう。

 VAIO Tシリーズ15試用機はCPUにCore i5-3337U(1.8GHz)を搭載しており、直販サイト「ソニーストア」限定販売のVAIOオーナーメードモデル(SVT1511AJ)では、Intel Core i7-3537U(2GHz)やIntel Core i3-3227U(1.9GHz)も選択できる。

 また試用機は、ストレージとしては約750GBのハイブリッドHDD(HDD+SSD)を採用している。ハイブリッドHDDは、HDDとキャッシュ用SSD(24GB)を組み合わせたもので、一般的なHDDよりも素早いレスポンスが期待できるだろう。なお、キャッシュ管理にはIntelの「Intel Smart Responce Technology(ISRT)」ではなく、Condusiv Technologies(旧Diskeeper)の「ExpressCache」を利用している。

ハイブリッドHDDの大容量タイプだけあって、ストレージの空き容量は628GBと十分

ディスク構成を見ると、HDDとSSDが複雑なパーティションで構成されていることが分かる

CrystalDiskInfoによるHDDの詳細

キャッシュ用SSDの詳細

 グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel HD Graphics 4000を利用する。光学式ドライブは、試用機の場合BDXL対応Blu-ray Discドライブを搭載していた。Blu-ray Discドライブは、BDコンテンツを楽しめるのはもちろん、写真や動画など大容量のファイルをバックアップするのにも向いている。ビジネスソフトのインストールにDVD-ROMなどを使う場合にも安心だ。

 通信機能としては、有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)をサポート。インターフェース類についてはUSB 3.0端子、USB 2.0端子×2を搭載し、映像出力用にアナログRGB端子、HDMI端子、Bluetooth 4.0+HSを用意。カードスロットとして、メモリースティック デュオスロット、SDメモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC対応)を採用している。

VAIO Tシリーズ15の本体前面。左端のふたつは、左側は「メモリースティック デュオスロット」、右側が「SDメモリーカードスロット」(SD/SDHC/SDXC対応)

本体背面はソニーのロゴを刻印したディスプレイヒンジのみ

左側面には左から電源コネクター、USB 3.0端子、有線LAN端子(1000BASE-T)、アナログRGB端子、HDMI端子、ヘッドホン端子と並ぶ

本体右側面にはUSB 2.0端子×2と光学式ドライブが配置されている

 主な付属品は、ACアダプター(VGP-AC19V48)とリチャージャブルバッテリーパック。付属品自体は単品で発売されていないが、ACアダプターは別売りの「VGP-AC19V31」などを利用できる。予備として、ひとつ買い足しておくのもいいだろう。

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