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ブルーレイディスクマイスター感謝祭に行ってきました

福井晴敏さん、結さん、最高のBDタイトルを教えて!

2013年02月20日 00時00分更新

文● 藍

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 BDA公認のウェブサイト“ブルーレイディスクマイスタークイズ”(以下、BDマイスターサイト)が主催する“ブルーレイディスクマイスター感謝祭”が16日、東京・秋葉原で開催されました。

授賞式の模様です。

 このサイトの目玉といえば、クイズ形式でブルーレイに関する様々な知識を習得できる“ブルーレイディスクマイスタークイズ”(以下マイスタークイズ)です。利用登録して参加すると、初級・中級の検定に合格した後で、“マイスター検定”にチャレンジ可能。合格した回数に応じて、ランキング登録されます。

 会員登録しなくても、一部のクイズ(初級およびトリビア的な雑学を聞くアドバンスト)は楽しめます。ファイナルシーズンは、2012年9月26日(金)~2012年12月26日(水)の期間に実施。昨年末にめでたく終了しました。

 パーティーには、歴代のマイスターが招待され、マイスター認定書の直接授与も。

 1stシーズンのクイズを監修したAV評論家の麻倉怜士さん、AV&ITジャーナリストの本田雅一さん、さらには機動戦士ガンダムUCなどで知られる小説家の福井晴敏さん、アニメ好きなモデル・女優の結さんも登壇し、トークショーを盛り上げました。

本田雅一さん(左)と麻倉怜士さん(右)。サイト立ち上げ当初から協力されていたそうで、ユーザーを巻き込むやり方がとても新鮮だったと当時を振り返りました。

 麻倉さんと本田さんは、企画立案の段階からアドバイザー的に参加していたそうです。お二人は、知識を単純に問うものではないクイズ、調べれば必ず正解にたどり着くクイズばかりでなかったのが良かったのではないかと、トークショーで振り返りました。

 「ユーザーを巻き込むやり方が当時は新鮮だった」「質問もどんどんマニアックになった」と話す麻倉さんから、「自分がいまチャレンジしたら不合格かも」というコメントがこぼれる一幕もありました。特に、マニアックなトリビアを提供するアドバンストクイズは、お二人にとっても印象的だったようです。

本田「ウチの猫の名前! なんていうQもあった。ロシアンブルー飼っててね」

麻倉「麻倉家のコンセントの数、とか言われても……」

 このあたりは、サイトの仕掛け人(ABIさん)の個性が存分に発揮されたというところでしょうか? 普通なら絶対に分からない、確率で当たるような問題もまぜることで、もう一度チャレンジしようという気持ちをあおったことが、楽しんでチャレンジできるクイズ、口コミで参加者が増えるクイズへとつながったのかもしれません。

 ABIさんによると、マイスタークイズは当初、販売員がターゲットで、お客さんとの会話の種になるような要素を入れてみたかったのだそうです。「オーディオ評論家の自宅のホームシアターには、100個もコンセントがある人もいるらしいですよ」という話題があれば、ブルーレイに興味を持って来店した人との会話の糸口になります。

マイフェイバリットブルーレイの取材に協力いただいた福井さん、結さんも登壇しました。

 福井氏と結さんは、BDマイスターサイトの人気連載のひとつ「マイフェイバリットブルーレイ」にも登場して取材を受けています。

エイリアンシリーズが大好きと話す福井さん。「ブルーレイを買うためには自分のブルーレイを売らなければいけない」ということで、昨年一番売れたBDタイトルになったという『機動戦士ガンダムUC』を紹介。当初6話完結の予定が7話に増え、3月に新作が上映されます。またご自身が脚本・脚色を担当した『キャプテン・ハーロック』も今秋公開。アバターの向こうを張るレベルの3DCGにチャレンジしたので、いまからBD化が楽しみと言っていました。語りだしたら止まらない? 女優の結さん。『とらドラ!』が好きで、「記事になった数百倍は気持ち悪いぐらいしゃべった」と話していました。最近では『少女革命ウテナ』がついにBDボックス化されて興奮が止まらないそう。マイフェバリット出演時にも好きな10タイトルに挙げていましたが、「当時はBDがなかったので本当にうれしい」「取材時に発言したことがBD化につながっていたら嬉しい」とのことです。
2011年の作品(日本公開は2012年)なのに敢えて無声映画にした『アーティスト』をお気に入りの一作に挙げる本田さん。モノクロでBDはどうかと思ったが、画質が良いと評価していました。オーケストラが映画に合わせて演奏する、下から上に沸き上がってくるような感じが本当に素晴らしいとのこと。「最後に何も声が無かった世界に、声がポッと現れるのも魅力的。無声映画だからこそBDの良さが感じられます」。音楽作品として、クリス・ボッティの『Chris Botti in Boston』も挙げ、「音楽関係のコンテンツに良作がある。ライブは一回限りだし、聴けなかったユーザーが再体験できるパッケージメディアとしてのBDは優秀だと思う」と話していました。動画をDLしてみたらおしまい、という考えもあるが「貯蔵」と「所有」は違うと持論も展開。平井堅のライブBD『平井堅/Ken Hirai Live Tour 2008 FAKIN' POP』 が非常にいいとする麻倉さん。「BDは高画質、高音質、サラウンド、など個別に優秀な技術が盛り込まれているが、それらのバランスも大事。音が良くてサラウンドがダメ、音が悪くてサラウンドがいい、というコンテンツも実は多いが、平井堅の作品はそのバランスがすばらしいと思う。また「『アラビアのロレンス』のデジタルリマスター版も相当の手間と人手をかけていて、砂の一粒も見ることができる。『007/スカイフォール』もたいへんすばらしい視聴体験ができる。家庭で見るコンテンツが劇場のそれを超えたと言える時代が来たと思う。魔女の宅急便も間違いがない。空がとてもきれいに表現されている」

 パーティーの最後に、本田さんは「楽しい企画だった。これで終わりではない。これからもABIさんという魅力的なキャラクターに協力する。4k2k時代到来にあわせて高画質を楽しむ機械が増えるといい。ユーザーのこだわりにも期待」とコメント。

 麻倉さんも「DVD戦争から光ディスク映像を見てきたが、これからもメディアは移り変わるだろう。例えば角砂糖みたいな媒体に積層記録、なんていうことも現実になるかもしれないが、それはちょっと味気ないかもしれない。12cmというディスクサイズが適していると思っている」などと話していました。

 調査によると、日本におけるブルーレイの世帯普及率は3割を超え、世界トップになったそうです。しかし、麻倉氏は「3割で世界トップと言ったがまだまだ3割。これを5割とか、それ以上に増やすにはまだまだ努力が必要。ABIさんもがんばれ。ユーザもがんばれ。100%を目指すための努力をみんなが続けるために応援する」と、普及のためのエールを送っていました。

 ABIさんは「好きということが大切。なによりのエネルギーになる。自分も仕事外で好きでやってる部分がたくさんある。だからBDマイスターサイトが続けられた。たくさんの人に支えられてここまでやってこれた。メディア、識者、出演者、協力者すべてがあってこそのBDマイスター」と締めくくりました。

 ちなみにBDマイスターサイト発の取り組みとして、もうひとつの目玉と言えるのが“BD化プロジェクト”。過去にはtrue tears、ゼーガペイン、とらドラなどのBD化が実現したタイトルも輩出! 第4弾の交渉も続いているそうです。1位となった『ARIA』など3タイトル中2タイトルは良い方向に話が進んでいるとのこと。こちらも注目していきたいですね!

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