1630万画素のカメラはすばやく起動できる
有効1630万画素カメラはスマホトップクラス。裏面照射型CMOS搭載で暗い場所でもキレイに撮影できるほか、とにかくカメラの起動が速い。ロック解除画面から最小0.4秒で起動し、ホーム画面からはウィジェットで呼び出せる。よく利用する撮影モードをウィジェットに追加すると、その撮影モードでカメラを起動できてかなり便利だ。
スクロール時の残像感は気のせい?
気になったのがスクロール時のチラツキ。設定画面やブラウザーのスクロール時に画面一瞬が暗くなり、文字が滲むように見える。動画やゲームでは気にならないが、とくに黒い背景に白い文字の設定画面で違和感がある。
有機ELやIPSなど他のディスプレーでこうした現象が気になったことはない。もしかしたら、この見え方がIGZO液晶の特性なのかもしれないし、慣れの問題なのかもしれない。しかし、設定変更で対処できるものではなかったので、筆者のように細かい点が気になる人は、スクロール時のチラツキを承知しておいた方がいいだろう。
【結論】このスタミナだけでじゅうぶん買い!
本体が大きく重たく、OSのバージョンが最新ではない。そんなマイナス点が吹っ飛ぶほど、ZETAのバッテリーの持ちのよさは魅力的だ。予備の外部バッテリーなしで安心して持ち歩けるスマホと言えば、今のところZETA以外に選択肢はない。フィーチャーフォンユーザーが買い換えを躊躇する理由のほどんどが「バッテリーの持ちが心配」だが、これならその心配を払拭できるだろう。可能な限りの最強スペックとバッテリーの持ちを重視するなら、ZETAを買いに走ってはいかがだろうか。
NTTドコモ「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | シャープ |
ディスプレー | 4.9型液晶(IGZO液晶) |
画面解像度 | 720×1280ドット |
サイズ | 約68×135×9.8mm |
重量 | 約152g |
CPU | Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (クアッドコア) |
メモリー容量 | ROM:32GB/RAM:2GB |
外部メモリー | microSDXC(64GB) |
OS | Android 4.0 |
Xi対応 | ○(下り100Mbps) |
無線LAN | 2.4/5GHz対応 |
テザリング | ○(最大10台) |
カメラ画素数 | リア:約1630万画素(裏面照射型)/イン:約120万画素CMOS(裏面照射型) |
バッテリー容量 | 2320mAh(交換不可) |
FeliCa | ○(+NFC) |
ワンセグ | ○ |
NOTTV | ○ |
赤外線 | ○ |
防水/防塵 | ○/○ |
Qi | × |
miniUIM | ○ |
連続待受時間(3G/LTE) | 約380時間/約350時間 |
連続通話時間(3G) | 約580分 |
カラバリ | Red/White/Blue |
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