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大日本印刷、食品専用の音声認識システム開発…通販で活用へ

2012年12月17日 01時03分更新

記事提供:通販通信

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参考画像 大日本印刷とアドバンスト・メディアは12月14日、ネットスーパーの利用拡大に合わせ、スマートフォンで食品を簡単に注文できる食品専用音声認識システムを、国内で初めて開発したと発表した

 同システムは、高性能な音声認識技術「AmiVoiceR(*)」を活用し、音声入力で簡単に検索・注文できる食品専用の音声認識検索システム。約6万語の食品に関連する単語を搭載するほか、システム導入企業の独自の商品名や食品の産地などの単語を登録することで、音声認識の判別精度を高め、迅速かつ簡単な注文が可能となる。

 大日本印刷は、同システムをネットスーパー向けに専用の食品注文アプリとして提供し、生活者はこのアプリをインストールして利用。アプリを起動後、音声で希望の商品名を告げ、表示された商品をタッチして注文できる。

 今後、大日本印刷は、ネットスーパーや食品宅配事業者などと共同で、アドバンスト・メディアの音声認識技術を活用した同システムの実用化に向けた実証実験を実施し、2013年度のサービス開始を目指す。

 *特定の利用者の音声と単語を事前に学習(エンロールメント)させることなく、不特定の利用者の音声を認識して適切な単語を表示する「不特定話者」を実現するもの。

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