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スキャンデータをSharePointへ直接送信する

スキャン機能を強化!HP、A4レーザー複合機2機種発表

2012年12月05日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月4日、日本ヒューレット・パッカードは企業向けのレーザー複合機の新製品として、A4対応のモノクロレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise flow MFP M525c(以下、M525c)」と、A4対応のカラーレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise flow MFP M575c(以下、M575c)」)の2機種を発表した。

A4対応のモノクロレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise flow MFP M525c」

A4対応のカラーレーザー複合機「HP LaserJet Enterprise flow MFP M575c」

 M525c/M575cともスキャン機能が大幅に強化されている。表・裏の両面を同時にスキャンする「シングルパススキャン機能」を搭載し、M525cはモノクロで最大52枚/分、M575cは最大50枚/分の高速スキャンを実現。また、従来の2倍となる最大100枚の用紙に対応するADF(自動紙送り機構)にが用意された。超音波検知によって原稿の重送を防止する「HP EveryPage」機能や、自動的に白紙ページを削除する機能を備える。さらにスキャンデータをネットワークフォルダーやFTPサーバへ直接保存できる機能に加え、新たにSharePointへ直接送信する「スキャン to SharePoint」にも対応した。

 M525c/M575cとも8インチの大型タッチスクリーンを備え、スキャンデータのプレビュー、編集や並べ替え、スキャンデータの各出力ファイル形式への変換、ワークフローの自動化などが行なえるという。さらに引き出し式のキーボードを標準搭載しており、メールの入力などに効果を発揮する。

 印刷速度はM525cは40枚/分、M575cは30枚/分で、印刷最高解像度は両者とも1200×1200dpiとなっている。

 希望小売価格はモノクロレーザー複合機のM525cが27万7200円(税込)、カラーレーザー複合機のM575c38万6400円(税込)。出荷は12月下旬となっている。

メーカー提供の画像に誤りがあったと連絡がありましたので修正しました。(2012年12月5日)

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