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スマホからの印刷に対応

HP、無線LAN搭載で7980円のA4インクジェット複合機

2013年08月30日 15時19分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp編集部

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7980円で無線LAN搭載の「HP ENVY 4500」

 日本ヒューレット・パッカードは8月30日、家庭用A4インクジェット複合機の新製品として、「HP ENVY 4500」「HP ENVY 121」「HP Photosmart 6521」「HP Photosmart 5521」の4製品を発表した。9月5日から量販店よび同社のオンラインストアにて順次販売を開始する。

 エントリーモデル「HP ENVY 4500」は、無線LANを搭載しながら7980円という低価格が特徴。2.0型のモノクロ液晶を備える。ルーターやアクセスポイントのない環境でも無線LAN印刷が可能な「ワイヤレスダイレクト」機能を搭載し、スマホやタブレットなどのモバイル端末から直接印刷が可能だ。黒インク、カラーインクのどちらか一方だけで印刷できる「シングルカートリッジモード」に対応し、カラーインクカートリッジを外した状態でもモノクロで印刷できる。本体サイズは約幅445×奥行き334×高さ120mm、重量は5.5kg、印刷速度はモノクロ約8.8枚/分、カラー約5.2枚/分。

「HP ENVY 4500」は低価格ながら、ワイヤレスプリントなどの機能を搭載する

 ENVY 121、Photosmart 6521、Photosmart 5521の3機種は既存製品のマイナーチェンジで、全機種にモバイル端末との連携機能を搭載。スマホやタブレットからプリンターにメールを送ることで印刷できるアプリ「HP ePrint」、プリントやスキャンの実行、インク残量の確認をスマホ・タブレット上でできる「HP ePrint Control」、Webページ印刷用の「HP ePrint App」など、同社が提供するアプリと連携する。さらにiOS内蔵のプリント機能「Air Print」に加えて、同社のAndroid端末からの直接印刷をサポートする。

 「HP ENVY 121」は「HP ENVY 120」の後継モデル。高さ10センチのスリムデザインが特徴で、4.33インチのタッチスクリーンを搭載する。カバー側にスキャナーを搭載し、ガラス越しに原稿を確認しながらスキャンやコピーが可能だ。シングルカートリッジモードを搭載する。印刷速度はモノクロ約7枚/分、カラー約4枚/分。価格は2万6880円。

「HP ENVY 121」

 「HP Photosmart 6521」は「HP Phorosmart 6520」の後継モデルで、3.45インチのカラータッチスクリーンを搭載する。メモリーカードからの直接プリントも可能で、トレイは2段構成となっている。印刷速度はモノクロ約7枚/分、カラー約4枚/分。価格は1万6800円。

「HP Phorosmart 6521」

 「HP Photosmart 5521」は「HP Photosmart 5520」の後継モデル。4色独立インクシステムを採用し、高コストパフォーマンスをうたう。メモリーカードからの直接印刷に対応するし、2.65インチのカラータッチスクリーンを搭載する。印刷速度はモノクロ約12枚/分、カラー約8.5枚/分。価格は9870円。

「HP Photosmart 5521」

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