インテルの小型PCフォームファクターNUC（Next Unit of Computing）に準拠するマザーボードを採用したベアボーン「BOXDC3217BY」と「BOXDC33217IYE」が明日29日から発売となる。
HDMI＋Thunderbolt仕様で赤い筺体が特徴的な「BOXDC3217BY」。インターフェースはHDMI×1、Thunderbolt×1、USB 2.0×2など。LANがない点には注意が必要
101.6×101.6mmのNUC対応マザーボードを採用する、手のひらサイズの小型ベアボーンが登場する。いずれも先日発売となったマザーボード「Desktop Board D33217CK」と「Desktop Board D33217GKE」を採用する製品だ。
ラインナンップは、HDMI＋Thunderbolt仕様で赤い筺体が特徴的な「BOXDC3217BY」と、Dual HDMI＋ギガビットイーサネット仕様で黒い筺体を採用する「BOXDC33217IYE」。なお共通仕様として、IvyBridgeベースのモバイル向けCPU「Core i3-3217U」（2コア/4スレッド/1.80GHz/L3キャッシュ3MB/TDP17W）を搭載する。チップセットはIntel QS77 Express、メモリースロットはDDR3 SO-DIMM×2で、拡張スロットにはPCI Express Mini Card×2が用意されている。
インターフェースがHDMI×2、ギガビットLAN、USB 2.0×2となる「BOXDC33217IYE」
そのほか、製品にはACアダプターやVESAブラケットも付属。BOX版での提供ということもあり、マザーボード単体で購入するよりは敷居が低くなった。年末のお遊び用PCとしては最適な存在となるかもしれない。
予価はおおむね「BOXDC3217BY」が約3万3000円、「BOXDC33217IYE」が約3万円前後。明日29日よりパソコンショップアークやパソコンハウス東映、PC DIY SHOP FreeTで販売予定となっている。
