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モバイルHDDもウスカル時代に突入!?

Macからの書き込みにも対応した「CANVIO」シリーズ

2012年11月29日 12時00分更新

文● 真島 颯一郎 写真●神田 喜和

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テレビもレコーダーもPCも「CANVIO」1台でカバー

 いまどき、外付けHDDというと、PCだけではなくテレビやレコーダーなどの増設用とうたっているモデルも多数ある。CANVIOも、従来までは、PC専用モデル(CANVIO for PC)とテレビ/レコーダー専用モデル(CANVIO for TV/レコーダー)の2種類が用意されていたが、新モデルからは、それらを統合し、1本化した。PCで仕様していて、必要なくなったら「レグザ」や「レグザブルーレイ」などに利用できるというわけだ。

※テレビ/レコーダー/Mac OS Xで利用後に、Windows PC、NTFS for MacをインストールしたMac PCに接続する場合は特別なフォーマット(初期化)ソフトが必要になります

 CANVIOを東芝のレコーダー「レグザブルーレイ」に接続して、増設用のHDDとして登録。番組を録画してみる。実際に接続してみると、コンパクトなCANVIOのメリットが発揮される。片手で持てる程度のコンパクトなサイズの本製品なだけに、レグザブルーレイの隣に置くのも容易なのだ。しかも、ファンレス構造が威力を発揮する。ファンノイズがなく、静音性に優れているため、テレビや録画番組を視聴している際に、騒音に邪魔されることもない。これはうれしい誤算だ。

USB 3.0で、一般的に市販されているのUSBケーブルと端子は異なるが、USBバスパワーで駆動可能。電源コンセントを探さなくてよく、外出先などでも使いやすい

 また、ここでもUSBバスパワー駆動のメリットが光る。テレビまわりは、ただでさえコンセントが占有する機器が多い。ACアダプターが必要なモデルの場合、テーブルタップを別途用意しないとコンセントが足りないというケースも多い。CANVIOなら、USBケーブル1本でつなぐだけで準備は完了する。レグザシリーズを使っているユーザーには重宝する1台となるだろう。

 厚さをわずか9mmに抑え、極限までモバイルに特化したCANVIO for SLIM、モバイルHDDとして利用可能ながら、据え置き型にも匹敵する容量を備えたCANVIO。MacやAV機器など、幅広いシーンで利用できるだけに、1台購入しておくと心強いだろう。

3.5インチHDDサイズの大容量モデル「CANVIO DESK」も新モデルが登場!

「CANVIO DESK」シリーズ。カラーバリエーションとしてブラックとホワイトの2色を用意

 今回紹介した2モデルのほか、より大容量な2TBも用意した「CANVIO DESK」シリーズもラインナップ。従来、AV機器への接続は、レグザとレグザブルーレイのみだったが、新モデルでは、ソニーのブラビアや、パナソニックのビエラなど他社製品にも対応予定だ。インターフェイスには、USB 3.0を採用しており、PCで利用する場合は、超高速でアクセスできる。

ファンレス構造で静音性に優れた設計で、テレビやレコーダーに接続して利用するのもオススメ。

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