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ドコモ2012冬モデル:富士通「ARROWS V F-04E」 第2回

カメラめっちゃ明るい! 使うと便利さが分かる「ARROWS V」

2012年11月20日 10時00分更新

文● 盛田諒

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カメラはかなり近くまで寄れて、とにかく「暗さ」に強い

 さて、本命のカメラだ。話が長くなるので、面倒くさい人は見出しと写真とキャプションだけ読んでくれてもいい(暴言)。

 良い写真と言われたとき、どんなものを想像するだろう。顔がきれい。猫がかわいい。食べものがおいしそう。ライトアップが美しい。そんなイメージがあるなら、ARROWS Vのカメラはかなりお望みに近いと思えた。

 まず、あらためてこのカメラは暗部に強い。かなりの高感度撮影が可能で、昼のうっすら暗い路地裏もきれい。会社をバックにいた犬はもちろん、背景のビルの輪郭などがしっかり判別可能。片手で撮ってもブレにくかった。

●高感度に強いから夜間撮影はきれい

夜の新橋駅前。暗いところも黒くつぶれていない

ビルの灯りや、バーの薄明かりもきれいに描写する。イルミネーションやエレクトリカルパレードは楽勝だろう

 次に、接写が利く。かなり近いところまで寄れる。花、猫、料理の3大ジャンルはこれで制せる。オートフォーカスもかなり早い。デフォルトでは画面タッチでフォーカス&シャッターが同時にはたらく設定になっていて、ピントが合ったところですぐシャッターが切れる。ピントをはずしてがっかりすることは少ないはず。料理は薄暗い店でも自然な色味で撮れる。おいしく見せようと赤いところだけを目立たせたりはせず、見たままの姿で写ってくれた。

●マクロ(接写)で近くまで寄れるから料理はばっちり

初めのページの花もかなり近くまで寄れた

有楽町の無印良品「Cafe & Meal MUJI」で、ほうじ茶プリンをいただきました(私信)

もう1枚。近くまで寄れるので、おせんべいにしっかりピンが来ているのがナイス

 いちばん感心したのが、レンズがかなり広角で、広い領域を写せること。東京スカイツリーのような巨大建造物も、山に登ったときには展望台からの眺望も、大きく撮りたいときにしっかり迫力を出してくれるだろう。ズーム機能も明るいところでは実用レベル、ノイズも少ない。

●広角なレンズで迫力ある写真が撮れる

広角端。ビルのようにそびえたつ巨大建造物はインパクトを出せる

望遠端。明るいうちならある程度までズームも堪えてくれるはず

画角が広いと遊べる場面が増える。ランドスケープ、記念写真、意外と使えるシーンは多いもの

 フィルターもなかなか使えるものが多い。気に入ったのはセピアとビビッド(鮮明)。とくにビビッドの色味は品が良くて使いやすかった。Instagramのようなサードパーティー系のアプリを使わなくても、味のある写真が撮れるのはとっても良いこと。明るいところと暗いところを同時に活かすHDR(ハイダイナミックレンジ)合成は逆光の味方、夕暮れをバックに1枚キメたいときに、うまく使うと満足できるはず。

●フィルターもなかなか使いやすい

レトロにぼかせる「トイカメラ」

キッチュにかわいく仕上げる「ビビッド」

「ビビッド」オフ。ちょっと地味?

「ビビッド」オン。かわいくなった!

HDR(ハイダイナミックレンジ)オフ。薄暗い…

HDRオン。夕暮れと人物がどちらもきれい

お気に入りの「セピア」。上品な色味で、ほかの写真加工アプリで試してきたセピアカラーと比べても使いやすい

 ARROWS Vのカメラはどんなシーンでもきれいに写る。明暗があいまいになるのは、すべてをしっかり写そうとする良さの裏返し。明るめの色味も、透明感あるやわらかめの写真を撮るときには力を発揮する。ディスプレーも高精細で、撮った写真はくっきりきれいに見られる。これだけ性能が良いと言いたいことも出てきてしまうので許してほしい。率直な気持ちとしては、スマホでこれだけ写れば大満足だ。

●どんなシーンでもきれいに写る

露出はマニュアルで調整する。標準はかなり明るめ

露出-2

露出通常

露出+2

透明度の高い写真、明るめの写真が得意。ARROWS Vの画面は解像度が高いため、見たときの感動が大きい

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