パナソニックグループ エナジー社は、充電池「エネループ」の限定パッケージ製品として、「エネループ トーンズ ウォモ」「エネループ トーンズ ルージュ」の2種類を2012年9月13日から発売する。それぞれ10万パッケージの限定モデルとなる。
それぞれ10万パックの限定販売となる「エネループ トーンズ ウォモ」（上）と「エネループ トーンズ ルージュ」（下）
エネループは、これまでにも限定パッケージとして、「エネループ トーンズ」「エネループ トーンズ グリッダー」「エネループ トーンズ ショコラ」といった限定色カラーの製品を投入しており、今回の製品は第4弾となるもの。これまでは、それぞれ限定期間ごとに8色パッケージを1種類用意していたが、今回は新たに30〜40代のスタイリッシュな男性向けの「エネループ トーンズ ウォモ」と、20〜40代向けのきらめく女性向けの「エネループ トーンズ ルージュ」の2種類を用意。それぞれ4色ずつラインナップした。
「エネループ トーンズ ルージュ」と「エネループ トーンズ ウォモ」のパッケージ
「今回の限定パッケージを4色を2本ずつ入れた8本入りとしたのは、“2本使い”をする利用者を想定したもの。色違いのエネループを使うことで、充電済と未充電のものを区分けしたり、気分によって色を選択する楽しみができる」（パナソニックグループ エナジー社 市販事業統括部グローバル営業企画グループ市販企画チーム主任企画員・田邉直史氏）としている。
エネループ トーンズ ウォモは、道具感とファッション性を融合したダークなメタリックデザインを採用。精密感と渋みを兼ね備えた「ダークグレーメタリック」、重厚かつエレガントな「オニキスブラック」、上品な大人の色気が漂う「ロイヤルパープルメタリック」、トラディショナルと先進性を融合した「シルバーメタリック・チェック」の4色を用意している。
エネループ トーンズ ウォモ
「今年の流行色のひとつにストライプチェックがあり、シルバーメタリック・チェックは、それを意識したものとなっている。もともと30〜40代の男性は、エネループの主要ユーザー層のひとつであるが、そうした人たちにデザインを楽しんでもらうために、ブラックを基調にした限定カラーを用意した」（パナソニックグループ エナジー社の田邉氏）という。
男性誌LEONの読者層なども購入対象のイメージになるとしている。
一方、エネループ トーンズ ルージュは、女性の永遠のフェイバリットカラーであるピンクに焦点を当て、色と質感でより上質な表現に挑戦したと位置づける。
キラキラ輝く「フレッシュピンク・グリッターエフェクト」、シルクのように上質に輝く「パープルメタリック・マットエフェクト」、フレッシュで若々しい「ソリッドピンク・グロスエフェクト」、ロゴがキュートに輝く「マットホワイト・ウィズ・グリッター」の4色をラインナップ。
エネループ トーンズ ルージュ
「エネループは、男性よりも女性への普及率が低い。女性に手軽にエネループを使っていただくための提案のひとつになる。女性にとって永遠のカラーであるピンクを使用しながら、上質感も演出した。エネループの売り場だけでなく、女性向け理美容家電売り場やドラッグストアでも展示提案を行なうなど、パナソニックならではの販売網をさらに活用することで、これまで以上に幅広い売り場で女性向けの訴求を行なっていきたい」という。
「ウォモ」および「ルージュ」ともに、それぞれの限定カラーにあわせた店頭POPを展示台を用意。また、「ルージュ」では、4個入りパッケージを用意して、手軽に購入しやすくしている。
なお、今回の「ウォモ」および「ルージュ」のベースになっているのは、通常のエネループと同じスペックを備えた製品。充電による繰り返し使用回数は1800回で、高い自然放電抑制技術によって、満充電で出荷された後も1年後で約90%、5年後でも約70%のエネルギーを維持。「買ってすぐに使える」「5年後でもすぐに使える」ことが特徴だ。さらに、グリーン電力証書制度を利用して、エネループ製造時の電力の一部に太陽光発電によるグリーン電力を活用しており、これらの観点から環境に適した製品であるとしている。
エネループは、これまでに世界60カ国以上で発売され、累計で2億2000万本が出荷されているという。
「エネループ トーンズ ウォモ」と「エネループ トーンズ ルージュ」は、いずれも、単3形と単4形を用意。単3形8個入りパッケージの希望想定価格が2800円、単4形8個入りが2500円。また、ルージュでは4個入りのパッケージも用意しており、単3形4個入りパッケージの希望想定価格が1600円、単4形4個入りが1400円だ。
