Android 4.0以上の端末だと、Blu-ray Discレコーダーなどで録画したデジタル番組をワイヤレスで視聴できる、というのはご存知だろうか?
先日、PacketVideo社がリリースしたDLNAアプリ「Twonky Beam」(無料)を導入することで、DTCP-IPで保護された番組の視聴が可能になる。
つまり、Android 4.0スマホやタブレットで家中どこでも録画番組を楽しめるということだ。こうなってくると、高解像度ディスプレー搭載のタブレットがほしくなってくるのである。
そんなニーズにピッタリなのが日本エイサーの「ICONIA TAB A700」。1920×1200ドットというフルHD以上の解像度を持つAndroid 4.0タブレットである。ストレージ容量が16GBの「ICONIA TAB A700-S16S」(実売価格4万5000円前後)と、32GBの「ICONIA TAB A700-S32B」(同4万8000円前後)の2ラインナップとなっているが、今回は32GBモデルを試用した。
目を見張る!? フルHD超のディスプレー
ICONIA TAB A700は10.1型のディスプレーを搭載するやや大きめ(幅260×奥行き11×高さ175mm)のタブレットで、クアッドコアの「NVIDIA Tegra 3」(1.30GHz)を採用し、1GB(DDR2)のメインメモリーと32GBのストレージ用メモリーを搭載するなど豪華なスペックが特徴だ。
フルHD超のディスプレーはさすが。例えばデジタル一眼レフで撮影した写真を1280×800ドットディスプレーを搭載するスマートフォンや7型タブレットで表示させても「ふーん」ぐらいにしか感じないわけだが、これをICONIA TAB A700のディスプレーに表示すると、そのきめの細かさに目を見張る。
また、Googleマップの地図を表示してもその細かさは一目瞭然。これは見やすくていい!
逆に「Playストア」などを開くとなんとなく画像が甘く感じる。おそらくPlayストアの画像はフルHD解像度を想定して作られていないので、画面自体をかなりアップスケーリングしている感じになっているのだろう。