ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は、Android端末上にプレイステーションの世界を提供するためのプラットフォームである「プレイステーション スイート」(PlayStation Suite)の名称を、「プレイステーション モバイル」(PlayStation Mobile)に変更。2012年後半には「PlayStation Store」からのゲーム配信や、専用コンテンツの開発を加速していくことを表明した。
Android端末がPlayStation Suiteに対応するには、SCEIによる認証プログラムである「PlayStation Certifiedライセンスプログラム」をクリアする必要がある。これまで同プログラムに対応していたのは、Xperia PlayやXperia acro、Sony Tabletなど、ソニーグループの端末に限定されてきたが、新たにHTCが参加することも公表されている。
HTCのチーフ・プロダクト・オフィサーである小寺康司氏(ソニー・エリクソン出身でもある)は、「HTCは、常に革新的なユーザー体験を携帯端末で実現することを目指しており、HTC Oneシリーズをお使いの世界中の皆様に、SCEが提供する没入感のあるゲームの世界がもたらす感動的なエンタテインメント体験を新たにお届けします。」とコメントしている。
現在PlayStation Certifiedを取得しているHTC製端末は「HTC One X」「HTC One S」「HTC One X」となっている。