アップルは毎年恒例の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2012」(WWDC)を2012年6月11~15日に開催することを発表した。会場はいつものサンフランシスコ・Moscone West。つまり、収容人数が大幅に拡大されることはないので、実際に参加を予定している人はとにかく急ぐしかないだろう。
WWDCでは基調講演をはじめ、開発者向けに100以上のテクニカルセッションが開催されるが、一般の読者が気になるのは新製品。WWDCの開催を発表するリリース内では、
「今年のWWDCは素晴らしいものを企画しており、iOSとOS X Mountain Lionの最新ニュースを開発者の皆様にお伝えできるのを楽しみにしています。iOSプラットフォームはまったく新しい業界を創出し、米国だけでなく世界中の開発者の皆様に幅広いチャンスを提供しています」
という、フィル・シラー氏のコメントが紹介されていることからもわかるように、iOSの新バージョン(iOS 6?)、今夏リリース予定の「OS X Mountain Lion」が紹介されるのはまず間違いない。さらには、MacBook Air(Ivy Bridgeを搭載する?)、新型iPhone(iPhone 5?)についても、なんらかの発表があることを期待したいが、いずれにしてもそれらは6月のお楽しみということになるだろう。