社団法人デジタルメディア協会(AMD)主催の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘11/第17回 AMDアワード」の授賞式が開催された。
本賞は2011年に日本国内で発売・発表されたデジタルメディアコンコンテンツやサービスからAMDアワードサポートが推薦した作品を、9名の審査員が審査し、優秀賞などを決めるもの。
優秀賞は9作品が受賞したが、その中で大賞/総務大臣賞の栄冠に輝いたのは「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」(クリプトン・フューチャー・メディア、セガ、アスキー・メディアワークス)。ロサンゼルスのノキアシアターで開催された初音ミクコンサートだ。
受賞式で登壇した総務副大臣の松崎公昭氏は「日本で最も有名な歌手」と評し、審査委員長である浜野保樹氏(東京大学大学院教授)も「(全米レコード協会の)ゴールドディスクの可能性も出てきた」と期待感を表明した。
また、AMD理事長賞には、TVCMである「九州新幹線全線開業「祝!九州」キャンペーン」(電通、電通九州、t&e、CAST、エンジンフィルム)が選ばれた。
そのほか江並直美賞(新人賞)には、「NHK紅白歌合戦」の演出を担当したチームラボの猪子寿之氏が、リージョナル賞には「BRASIL GIFU 多文化共生プロジェクト」を立ち上げた、うぶすなが選ばれた。
優秀賞選ばれたのは以下のコンテンツ/サービスとなる。
- 「おさわり探偵なめこ栽培キット」(ビーワークス)
- 「九州新幹線全線開業「祝!九州」キャンペーン」(電通、電通九州、t&e、CAST、エンジンフィルム)
- 「DARK SOULS」(フロム・ソフトウェア)
- 「ニコニコ生放送」(ニワンゴ)
- 「ニンテンドー3DS」(任天堂)
- 「マルモのおきて」(フジテレビジョン、共同テレビジョン)
- 「MIKUNOPOLIS in LOS ANGELES」(クリプトン・フューチャー・メディア、セガ、アスキー・メディアワークス)
- 「LINE」(NHN Japan)
- 「モテキ」(東宝、オフィスクレッシェンド)