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「7インチ原理主義」の2人が熱く語る!!

タブレットは7インチが至高 Mangrove 7の魅力は画面サイズだ

2012年01月10日 13時00分更新

文● 広田稔

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文字入力もゲームも、押し間違いが少ないから快適!

 週刊アスキーのハード松村さんも、7インチを推す一人だ。元々は安さに釣られて某社の7インチのタブレットを選んだそうだが、いざ自分のものとして持ってみたら、その画面サイズの魅力にハマってしまったという。

 なんと一時期は「大きなスマートフォン」としてジーパンの前のポケットに入れて持ち運び、電話も含めてこれ1台で済ませていたという。松村さんもやっぱり7インチの絶妙さを絶賛していた。


週アス・ハード松村が語る
「自宅に帰ってまでスマホを使う必要ナシ!!」

 7インチのタブレットを買う前には10インチのタブレットと4インチのスマートフォンを持ってましたが、10インチのタブレットは重くて結局、持ち歩くのは断念しました。一方でスマホは画面が小さいので、地図を見るなどの用途には厳しい。7インチのタブレットに変えたことで、両方のいいとこ取りをできた感じです。

 今はまた新しいスマートフォンを手に入れたので、タブレットを使っているのはほとんど家です。自宅に帰ってまで、無理にスマートフォンの小さい画面でウェブを見る必要はないですよね。パソコンも、ノートを持ってきて開く行為すら面倒。家の中で常に持ち歩くのもちょっとね。そしてタブレットは待機時間がノート以上に長いのも素晴らしい。

ハード村松さん。持ち運びの際、しまっていたのはジーパンの前のポケット。これで自転車もこいでいたというからスゴい!

 ネットやアプリを触ると、さらに7インチのよさが伝わってきます。特に狙ったところをタッチできるというのがいい。文字入力ひとつ取ってみても、スマートフォンの画面サイズではQWERTYキーボードが使いにくい。7インチタブレットならキーが大きいので、隣のキーを押し間違えてイライラ……というのがかなり減ります。同じメールを見るにしても、返事を書く気になるのは、断然7インチのほうですね。

スマートフォンのQWERTYキーボードを両手で打つのはかなり慣れが必要。一方で7インチタブレットなら無理なく押せる

 あとは好きなパズル系のゲームも、タブレットのほうが絶対に強い。数独やマインスイーパーなどをスマートフォンの画面でやろうとすると、1コマがものすごく小さくなってしまう。前に台湾にいったときには、「Google翻訳」アプリがめちゃくちゃ便利でした。言葉が分からない場合、タブレットに向かってしゃべってもらったり、書いてもらえばいい。話してる人と一緒にのぞき込んで使える画面サイズだから自然にできる技ですよね。

スマートフォンと7インチタブレットで数独アプリを表示したところ。マスの押しやすさが全然違う!

Google翻訳。日本語以外にも、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、韓国語など60以上の言語に対応。17の言語は音声入力が、24の言語は翻訳後のテキスト再生がそれぞれ使える

スマートフォンの画面はやっぱり1人で見るのに適したサイズ

誰かと一緒にのぞき込むなら、7インチ以上はほしいところ


 2人の話を聞いていると、確かに同じアプリを使うにしても、スマートフォンより7インチタブレットを用いたほうが便利なシチュエーションは多そうだ。今やデジタルデータの多くをクラウドに置いておける時代。スマホもタブレットも両方揃えておいて、シーンに合わせて最適な画面サイズを選ぶ使い方でも、データの転送にそう手間はかからない。

 Mangrove 7は3Gには対応していないものの、出先はスマートフォン、自宅ではMangrove 7と使い分けるなら、無線LANだけでも問題なし。

 現在、自宅や会社でもスマートフォンの小さな画面で耐えている人なら、長年、IT系を見続けてきた「玄人」が選ぶ7インチタブレットのある生活をMangrove 7で始めてみてはいかがだろう?

データの暗号化をAndroid 3.2で実現済み

 ノートPC代わりに使えてしまう7インチタブレットだが、紛失した際のダメージもノートPCと同様に大きい。連絡先、メール、写真、仕事上の書類、そして挿入したままのメモリーカード……もし、拾った相手に中身を盗まれてしまったら一大事となる。

 たとえ本体をパスワードでロックしていても、本体からメモリーを抜き出して解析されてしまってはお手上げだ。

 ところがMangrove 7は、なんとAndroid 4.0から標準搭載される“本体内データの暗号化機能”をAndroid 3.2にもかかわらず実現済み。万が一のアクシデントに備える堅牢さもMangrove 7の魅力の1つといえよう。


Mangrove 7
OS Android 3.2
CPU NVIDIA Tegra T20 Dual-core(1GHz)
メモリー 1GB
内蔵ストレージ 8GB
液晶ディスプレー 7インチ(1024×600ドット)
カメラ 500万画素(背面)、200万画素(正面)
ラジオ FMラジオ
インターフェース USB 2.0、マイクロHDMI、マイクロSDカード、ヘッドホン
音声 ステレオスピーカー、マイク
無線 GPS/AGPS、IEEE 802.11b/g/n、Bluetooth 2.1+EDR
センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー、E-コンパス、照度センサー
バッテリー 3200mAh
耐環境性能 動作保証温度:-15~55度、保存温度:-20~70度、動作保証湿度:10~90%、保存湿度:5~95%
本体サイズ 幅122×高さ195×奥行き11.92mm
重量 380g
価格 4万4800円

*次回はMangrove 7の体験レポートをお送りします!

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