理由3 動画はDivX/スマホ用にズババーンとエンコード
3つ目は、冠婚系パーティーイベントがないときでも、普段からエンコード(変換)機能が便利に使えること。エンコードで使いたいコーデックはもちろん軽量なDivX……なのだが、無料ソフトを使ってDivX変換をしようとすると、コーデックエラーが出てしまったり、操作説明が英語だったり、ボタンが多くて何がなんだか分からなかったり、なんだかんだ面倒だ。
そこでRoxio Creator 2012の「DivX Pro」というエンコード機能が役に立つ。AVCHDなど多くの動画規格に対応しているので「ウチのビデオカメラ大丈夫かな」と心配にならずに済むだろう。操作は、動画を選んで「DivXに変換する」を押すだけだ。
エンコード機能はかなり充実していて、iPhone/Androidといったスマートフォンや、PlayStation 3で再生可能な形式にも変換できる。こちらもボタン一発なので楽勝だ。パソコンの前でエンコード終了を待つのもかったるいよね、というときはスケジュールも指定できる。会社に行っている間にエンコードしてくれるのは極楽なのでおすすめしたい。
パソコンで困ったときの救急箱やぁ~
それ以外にも、いざというときに便利な機能がたくさん入っている。LPレコードやカセットテープのようなアナログ音声を取り込んで、パチパチ言うアナログノイズの除去をすることもできる。父親が大量のレコードを持ってきて「やっといて」と無造作に言い放たれても、親子ゲンカの火種にならずに済むだろう。
さらにはパソコンで再生している音声を録音したり、音声ファイルの拡張子を変換できたりと、すさまじくマルチに活躍してくれる。プレミアム版では、パソコンが故障したときデータの復旧さえしてくれる(なぜ動画系ソフトにこんな機能が!)。
動画だけではなく、パソコンで何か困ったことがあったとき、この1本さえあればとりあえず何とかなりそうな気がする。救急セットを買ったような安心感があるので、お買い得感が半端じゃない。初心者~中級者におすすめだ。
ていうか、リア充のみんながこれを買ってくれれば記者への「お願い」が減るような気がする。買ったほうがいい。買いましょう。買ってくださいお願いします。