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「iOS 5」はここが変わった! 最新機能を大紹介 第2回

「iOS 5」―カメラ機能の使い勝手が大幅向上、撮影が快適に

2011年10月20日 12時00分更新

文● 小山安博

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「音量アップボタン」を
シャッターボタンとして使える

 また従来は、シャッターアイコンをタップすることで撮影するようになっていたが、iOS 5では新たに音量アップボタンをシャッターボタンとして使って撮影できるようになった。半押しによるAF合わせはできないが、カメラを被写体に向ければ自動でピント合わせが行なわれるので、そのままボタンを押せば、すぐに撮影ができる。

音量アップボタンがシャッターボタンとして利用できるようになった

 音量アップボタンの利用は、一般的なデジタルカメラでの撮影のように、本体を横向きにして両手で構えて撮影する場合に便利だ。また、片手持ちで撮影するときにも役立つ。両手が使えずに、片手で撮影する場合、従来のiOSのカメラだと、シャッターアイコンが画面下部にあり、安定して撮影するのが意外に難しかったのだが、音量アップボタンを使えば手軽に撮影できる。

両手で構えるとこういった感じ。この場合、レンズの位置が右下にあり、右手の指がレンズに入り込みやすいので、つまむようにして持つといい

片手での撮影、”自分撮り”が快適

 音量ボタンがシャッターボタンとして使えるようになったおかげで、iPhoneを握るように持つと、ちょうど親指がシャッターボタンに触れるようなった点も覚えておくといいだろう。写真のように持つと、そのまま親指で音量アップボタンを押せば撮影できる、というわけだ。前面カメラで“自分撮り”をしたい場合も、画面に触れずに自然な体勢で撮影できる。

片手持ちでも操作しやすくなった。このまま親指で音量アップボタンを押すと撮影できる

 そのほか、カメラ起動中に、画面上で右にフリックすると、撮影した画像の閲覧ができるようになった。そのまま左右のフリックで前後の画像に移動もできる。一番最後の画像で左にフリックするか、カメラアイコンをタップすると再びカメラが起動する。

撮影中にフリックすることで、撮影画像の閲覧が可能になった。従来通り、左下のプレビューアイコンのタップでも同じ

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