このページの本文へ

既存の地域型JPドメイン名は新規登録終了へ

JPRS、「都道府県名.jp」を2012年に新設

2011年09月27日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 9月26日、日本レジストリサービス(JPRS)は「都道府県型JPドメイン名」の新設を発表した。

 現在、地域レベルのJPドメインには、「地域型JPドメイン名」が提供されている。これは、「○○○.chiyoda.tokyo.jp」のように組織や個人が登録できる「一般地域型ドメイン名」、「metro.tokyo.jp」のように地方公共団体が登録できる「地方公共団体ドメイン名」がある。しかし、これらの地域型JPドメイン名は、インターネット利用の一般化やドメイン名活用場面の多様化に伴い、一般のインターネットユーザーや指定事業者から、

  1. 長くて使いにくい
  2. 複数登録できない

といった指摘と改善要望が届いていたという。

 そこで新たに始めるのが、今回発表の都道府県型JPドメイン名だ。このドメイン名は、「○○○.tokyo.jp」や「○○○.osaka.jp」のように全国47都道府県の名称を用意しており、日本国内に住所を持つ個人・組織であれば、いくつでも登録可能となる。

 都道府県型JPドメイン名の詳細や登録受け付けの開始日、申請方法・項目などについては、2012年初頭の発表を予定する。なお、本ドメイン名の新設に伴い、既存の地域型JPドメイン名の新規登録受け付けは2012年3月31日をもって終了する。この時点で登録済みの地域型JPドメイン名は、引き続き利用可能としている。

カテゴリートップへ