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カシオからスマホ写真を絵画風にできるアプリが登場

2011年08月26日 10時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 カシオ計算機が、スマートフォン向けの写真加工/管理アプリの無償提供を開始した。カシオが運営するWebサービス「イメージング スクエア」と連動したアプリで、基本的にネット接続が必要だ。

アプリのトップ画面

アプリのトップ画面

「マイアトリエ」のサムネイル画面

「マイアトリエ」のサムネイル画面

絵画風に変換した画像は投稿することもできる

絵画風に変換した画像は公開(投稿)することもできる

 同社のデジカメ「Exilim」などに採用されている絵画変換技術を利用し、スマホで撮影した写真を加工変換できる「デジタルクラフト」の利用が可能。油絵風やゴシック油彩など(12種類)の絵画風写真に変換できる「バーチャルペインター」や、ダイナミックレンジを拡張して写真を絵のようにする「HDRアートクラフト」といった機能を利用できる。

左の写真を「HDRアートクラフト」で変換したのが右の写真

 また、メインとなる被写体を自動的に切り抜き、別の写真に合成する「ダイナミックフォト」も利用できる。変換/加工した写真は1GBのネットワークストレージ「マイアトリエ」に保存できるほか、「投稿ギャラリー」に投稿して公開することも可能だ。

 アプリはAndroid向けとiOS向けを用意。Android版は26日、iOS版は近日公開となる。

 イメージング スクエアは、デジカメで撮影した画像をアップロードし、それに対してサーバー側で画像処理を施すサービス。“変換加工した後の楽しみ”を訴求するため、26日にリニューアルが行なわれた。その目玉機能の1つが「DPアニメクラフト」サービスである。

誕生日ケーキの写真に別の写真から切り出した被写体を貼り付け。しかも、その被写体はダンスしている

誕生日ケーキの写真に別の写真から切り出した被写体(左上)を貼り付け。しかも、その被写体はダンスしている

 これは画像の上に動くキャラクターを貼り付ける、というもの。同社が提供するキャラクター(7種類)を利用できるのはもちろんだが、手持ちの(単独の)写真の被写体から動くキャラクターを生成して利用できる。

 その仕組みは、1枚の写真からダイナミックフォト(DP)で被写体を切り出し、その画像に対してモーションポイントを設定。動きはダンス(10種類)やあいさつ(30種類)などがあらかじめ用意されており、ユーザーが選択した動きに合わせて画像を自動で変形させる。さらにBGMや吹き出し、アイコンなども付与できる。

 作成した作品は動画としてダウンロードしたり、PCのWebブラウザーや上述のスマートフォン用アプリで見ることが可能だ。

PCのイメージング スクエアのギャラリー

PCのイメージング スクエアのギャラリー

 今回のリニューアルに伴い、PCでの利用には月額315円が必要となる(10月1日までは無料)。PCではDPアニメの作成と閲覧が可能(スマホでは閲覧のみ)。さらに、16種類のバーチャルペンターが利用できる。

一部サービスの開始が中止となりましたので修正しました(2011年8月29日)

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