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失敗しない2011年夏モデル選び 第3回

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三賢者が選ぶ激アツSandy Bridge搭載モデル【20万円超え編】

2011年07月28日 11時40分更新

文● 石井英男、後藤宏、花茂未来/イラスト● 安谷隆志

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ライター後藤が選ぶオススメの1台
日本HP「HP TouchSmart 610PC」(610-1150jp)



●URL:http://h50146.www5.hp.com/products/desktops/personal/touchsmart_610pc_11sum/
●実売価格:20万9800円

日本HPの液晶一体型PC「HP TouchSmart 610PC」。私が選んだのは量販店モデルの610-1150jpだ。

 Sandy Bridge世代のモデルは、ノートPCよりもデスクトップPCに、ユニークな製品が多い。極薄・軽量・長時間駆動と三拍子そろっている実用性に富んだモバイルPCも魅力的だが、日本HPの「HP TouchSmart 610PC」のように個性的なモデルは、そういったモデルとは異なるワクワク感がある。

フルHD対応の23型ワイド液晶は、複数のポイントを同時に触れてもそれぞれを認識するマルチタッチ対応のタッチパネルを搭載。指でWindowsを操作できる

 この一見すると、極々普通の一体型デスクトップPCは、ディスプレーの角度が30度にまで傾く可変機構「ピタゴラスイング」を備えていることが特徴。スタンドが傾き、そのあとディスプレーがスライドする機構は、スーパーロボット世代の私のハートをワシ掴みである。しかも「ピタゴラスイング」は、伊達や酔狂で備えているわけではない。ディスプレーにタッチパネルを採用している「HP TouchSmart 610PC」のために、導入されている機構だ。

30度までパネルの角度を寝かせられる「ピタゴラスイング」のおかげで、手書きメッセージが格段に入力しやすい。おまけにカッコイイ!

 従来のモデルでも、タッチパネルは採用されていたが、ディスプレーが垂直に配置されている状態では、せいぜいアイコンを操作する程度で、複雑な操作はやりにくい。ディスプレーを横倒しにすることにより、手書きメッセージの入力などが格段にしやすくなり、タッチパネルをより活用できるというわけだ。これはプロのイラストレーターが利用するようなペンタブレットの最上位機種でも、同様の機構が採り入れられており、タッチパネルには最適な仕組みなのである。PCの新しいスタイルを提案するモデルといえるだろう。

付属の薄型キーボードとマウスはワイヤレス。日本語109キーのキーボードは各キーが独立したアイソレーションタイプで、見た目も本体とマッチしていて美しい

オーディオブランド「Beats Audio」のスピーカー搭載で、
地デジチューナーも内蔵!

 3波対応のデジタルチューナーを搭載しており、地デジ/BS/110度CS放送をし視聴可能。ディスプレーには、IPS液晶パネルを採用しており、左右178度という広い視野角を確保しており、マシンの正面でガッチリ構えていなくても、リラックスした体制で視聴できる。国内メーカーのように長時間録画機能などを備えていない点は、少々残念なポイントだ。

左側面には、スピーカーの音量調節ボタンのほか、SDXCカードなど6種類の記録メディアに対応するメディアスロットを標準装備

右側面は、スロットインタイプのBlu-ray Diskドライブ(610-1150jpの場合)と、電源ボタンが配置されている。光学メディアが右側面、メモリカード関連が左側面なのは、右利きの私には実に使いやすい

 ディスプレー上部には、1280×800ドット画質で撮影ができる高精細なウェブカメラを搭載。チルト可能なほか、ステータスを表示するインジケーターも備え、使いやすい。一方、下部にはステレオスピーカーを搭載。ヒップホップミュージックアーティスト「Dr.Dre(ドクター・ドレー)」が手がけるオーディオブランド「Beats Audio」を採り入れており、低音域が強調された分厚いサウンドが堪能できる。

1280×800ドット対応のウェブカメラを内蔵。カメラの裏側のダイヤルで角度を調整できるので、ピタゴラスイングで画面を寝かせた場合でも、自分の顔をしっかり捉えることができる

高品位な音質で定評のある「Beats Audioプレミアム スピーカー」を搭載。せっかく液晶ディスプレーがフルHD対応なのだから、やはり音も迫力あるスピーカーで聴きたいものだ

 量販店モデルの610-1150jpはシリーズの最上位にあたる。CPUはデスクトップ向けの「Core i5-2400」(3.10GHz)で、これは可もなく不可もなくといった性能。スペックにこだわる私にとってはやや物足りない気もするが、そもそもこのマシンはスペックどうこうではなく(それでも610-1150jpは最上位モデルだが)、寝かせてタッチパネル操作を楽しんだり気軽にTVを視聴するのに向いている製品だ。せっかく20万円以上出すなら自作PCにはない遊び心のあるものを選びたい。リビングのテレビは買い換えたけど、セカンドテレビ以降は、これから……というユーザーには、検討してほしい1台だ。

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