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アドビとソニーが協力! Sony Tablet向けAndroidアプリコンテスト

2011年07月14日 21時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 アドビ システムズとソニーは、Android 3.0搭載タブレット「Sony Tablet」の2機種に向けたAndroidアプリを公募するコンテスト「‘Adobe AIR App Challenge’ Sponsored by Sony」を発表した。入選した開発者には、発売前のSony Tablet試作品、アドビシステムズの最新開発ツールほか、賞金総額20万ドル(約1580万円)が提供される。

Android 3.0搭載タブレット「Sony Tablet」。左がスレート型の「S1」で、右が折りたたみ型の「S2」。今秋以降に全世界で発売予定

 コンテストの開催地域は、日本/アメリカ/イギリス/イタリア/スペイン/ドイツ。応募条件は、「Adobe Flash Professional」、「Adobe Flash Builder」、「Flex SDK」のうち1つ以上を利用していること、Android 3.1以上対応、Adobe AIR native extensionによるS2対応(S1互換)アプリであることなど。

 募集カテゴリーは、エンタテインメント、ライフスタイル、コミュニティ、ゲーム、ビジネス、プロダクティビティ、イノベーション。審査はアドビとサードパーティ各社によって行なわれ、品質/パフォーマンス/革新性/創造性/総合的な使い勝手などが考慮される。このほか詳細は、公式サイトを参照してほしい(日本語サイトは準備中)。

 またソニーは、10月1日(米国時間)にロサンゼルスで開催予定となっているアドビの開発者向けカンファレンス「Adobe MAX 2011」にプラチナスポンサーとして協力。9月16日(米国時間)までに使用可能なアプリを提出した開発者は、「MAX Showcase App」として選出される機会のほか、カンファレンスに参加できるパスの提供といった特典が付与される。

 Sony Tabletは、「S1」および「S2」(いずれもコードネーム)として発表されたAndroid 3.0搭載タブレット端末。今秋以降に全世界で発売される予定で、正式な製品名もその際合わせて公表される。

 S1は9.4型の大型ディスプレーを採用。サイドから見ると、重心が片側に寄ったデザインが特徴的で、手にしたときの軽量感や、長時間利用時の快適さが特徴であるという。

9.4型の大型ディスプレーを採用した「S1」

 S2は折りたたみ型で5.5型ディスプレーを2つ搭載。動画視聴時は下側がコントロールパネルで上側が動画再生、ゲームの場合であれば下側がパッド、上側がゲーム画面と、機能を分けることで閲覧性と操作性を両立している。

5.5型ディスプレーを2つ搭載した「S2」

 なお協力関係の一環として、ソニーは「Adobe Flash Player」をSony Tabletにプレインストールし、ウェブブラウジングを快適に楽しめるようにするという。Sony Tablet上のウェブブラウザーは、他Android向けと比べて高速なサイト表示が可能としている。


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