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【NEC報道資料】NEC、「コンテンツ配信クラウドサービス」を販売開始

2011年07月06日 13時30分更新

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【NEC報道資料】NEC、「コンテンツ配信クラウドサービス」を販売開始

2011年7月6日

NECは、電子書籍・映像・音声・ニュースなど様々なコンテンツを、PC・スマートフォン・タブレット型端末などあらゆる端末に配信する「コンテンツ配信クラウドサービス」を開発し、本日から販売開始します。サービスの提供開始時期は、本年7月末の予定です。

本サービスは、NECがコンテンツ配信プラットフォームを用意し、コンテンツプロバイダ(CP)から提供される電子書籍や映像、ニュース、音楽などの様々なコンテンツを、企業や消費者に向けて、端末の種類や情報の形式を問わず配信することができるクラウドサービスです。NECがCPから様々なコンテンツの提供を受け、それらを安全・安心に配信したり管理するための様々な機能を装備しています。動画コンテンツの動きにあわせてテキストデータを流したり、利用者に対し、異なるメディアや複数のコンテンツを組み合わせて提供するなど、も可能です。NECは配信プラットフォームにくわえ、Android搭載タブレット型端末「LifeTouch(TM)」などの端末までトータルに提案します。また、配信プラットフォームは、企業内に個別に構築するSI型でも提供可能です。


本ソリューションの提供形態は次の2つがあります。

1. 企業内において、社員にコンテンツ配信する形態(2011年7月末提供開始予定)
社員が利用する作業マニュアルや教育資料などを社内外で使用できる端末に配信するソリューションを提供します。社員は、作業現場や社内教育において、膨大な紙のマニュアルを参照する必要がなくなり、常にデータを最新のものに更新することも容易に可能です。
また、打ち合わせやプレゼンの際には、資料を印刷することなく手元の端末や会議室のディスプレイに表示させることなどが可能となります。日時を指定した配信や、端末を指定した配信も可能なため、解禁日に合わせた資料配布や、開示範囲を指定した資料の共有などきめ細かな配信制御も可能となります。

2. 企業が、消費者に対しコンテンツ配信を行う提供形態(2011年秋サービス提供開始予定)
電子書籍や地域情報など、企業がサービス事業者として消費者に対しコンテンツ配信サービスを提供する際、NECはサービスを実現する配信プラットフォームとともに端末の提供も行い、トータルにサポートします。サービス事業者は、CPとの個別契約やコンテンツの登録・入稿・著作権管理、また、配信先の様々な端末に合わせたコンテンツのフォーマット変換等の作業が不要となり、容易に配信サービスを開始することが可能です。
さらに、端末側でのダウンロード数や閲覧状況、最終アクセス日時などを確認することで、サービスの向上につなげることが可能です。


NECは、本ソリューションの販売目標として、2015年度末には累計1000社へのサービス提供を目指します。

なお、NECは、将来的には本サービスを消費者に向けて直接提供することも視野に入れています。

昨今、スマートフォンやタブレット端末の普及に伴いコンテンツの電子化が進む中、企業においては、様々な端末に合わせたコンテンツ配信やコンテンツの管理などが煩雑であるといった課題が顕在化しています。また、コンテンツのタイムリーな配信や安全性の確保などサービスに柔軟に対応でき、信頼性の高い配信基盤へのニーズが高まっています。
NECはこれまで、放送・新聞などのメディア業界において、素材管理・運用・出力に関するシステム構築を行ってきました。また、デジタルサイネージ事業において、国内の約35,000のパネルに広告、各社の企業情報、ニュースなどを配信しており、様々なコンテンツの管理・配信実績を有しています。さらに、通信事業者や金融業界に向けては、24時間365日の稼動を保証しながら大量のリアルタイム高速処理を行う信頼性の高いサービス基盤構築の実績があります。くわえてパソコンや携帯電話、スマートフォン、タブレット端末など様々な端末事業を行うなど、コンテンツ管理・配信システム・端末、またサービスを配信するネットワークまでトータルに提供できる技術とノウハウがあります。これらの実績をいかしながら、企業のコンテンツ配信に関する課題解決に貢献していきます。

なお、NECは本サービスを本年7月7日~9日に東京ビッグサイトで開催される「第15回国際電子出版EXPO」に出展します。

以上


本製品に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC テレコム・コンテンツソリューション事業部
Eメール: c_director@cds.jp.nec.com



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