Android 2.3を採用した7型タブレット「Bpad 707」が発売された。AndroidタブレットのOSは2.2、もしくは最新の3.0(Honeycomb)を採用したものが発売されているが、2.3を採用したモデルは今回が初めて。
Android 2.3(Gingerbread)の特徴は、UIのシンプル化と動作速度やパワーマネージメントの改善、画面上に表示されたテキストをワンタッチでコピー&ペーストする操作への対応、NFC(近距離無線)への対応などがポイント。試しにこの「Bpad 707」をWi-Fi通信でブラウジングしてみたところ、動画が表示されるような重めのウェブサイトをスクロールする際、いわゆる「読み込み時の引っかかりが少ない」という印象だった。
主なスペックは、CPUにクロック周波数1GHzの「Telechips TCC8803」を搭載するほか、メモリに512MB、メインストレージ用に4GBのフラッシュメモリーを採用。7型ディスプレー(800×480ピクセル)に静電容量式タッチスクリーン、200万画素の前面カメラ、重力センサー、外部出力用の端子にはminiHDMIを搭載。最大32GBまで対応したmicroSDカードスロットのほか、無線LAN(IEEE802.11 b/g)等の通信機能に対応している。ただし、Bluetoothは非対応。価格はaPad専門店で2万2800円だ。