4月22日、NECはデータのバックアップ機能を備えたデータウェアハウス(DWH)アプライアンス「InfoFrame DWH Appliance 高速バックアップモデル」 の発売を開始した。
InfoFrame DWH Applianceは、DWHアプライアンスベンダーのネティーザ(2010年11月にIBMが買収)と共同開発した製品。新製品では、日本で要望のニーズに応え、FCストレージを用いた高速なバックアップを実現する。最大で3世代までのバックアップが可能で、外部ストレージを使わないため、コストも抑えられ、スペース等も削減できるという。
モデルはバックアップ容量にあわせて10TBの「ZA25B」と20TBの「ZA50B」の2モデルが用意されており、ZA25Bはブレードサーバーが6台(ディスク24台)、ZA50Bが12台(ディスク48台)となっている。希望小売価格はZA25Bが6500万円、ZA50Bは1億2000万円。
ネティーザ製品は国内では大手企業を中心にすでに25社以上の導入があるという。