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新Core iのスリムタワー Endeavor MR4100などが発売

2011年04月05日 11時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 エプソンダイレクトは5日、第2世代Coreプロセッサー(Sandy Bridge)を搭載したスリムタワー型デスクトップパソコン「Endeavor MR4100」と、大型ノートパソコン「Endeavor NJ5500E」「Endeavor NJ3500E」を発売した。

Endeavor MR4100(ディスプレーはオプション)

 Endeavor MR4100は、スリムタワー型筐体を採用するデスクトップパソコンの最新モデル。コンパクトなボディーを継承しながらSandy Bridgeを搭載したことにより、基本性能が大きく強化された。

 CPUにはノート向けの省電力タイプではなく、通常電圧のデスクトップ向けを採用。選択可能なCPUはCore i7-2600(3.40GHz)、Core i5-2500(3.30GHz)、Core i5-2400(3.10GHz)、Core i3-2100(3.10GHz)の4種類を用意する。チップセットはIntel H67 Express。メモリーは最大16GBまで搭載可能。グラフィックス機能はCPU内蔵機能か、GeForce GT 430またはATI FirePro 2450 PCIe(4画面出力可能)搭載グラフィックスカードを選択できる。

 小柄な筐体ながら、HDD/SSDは2台まで内蔵可能。2台のHDDをRAID 1で構成する「RAID 1キット」(最大容量1TB)や、インテル製の高速SSD「X25-M」(80または160GB)を選択することも可能である。また、光学ドライブに記録型BDドライブやBDコンボドライブも選択できる。標準搭載のUSBポートはすべてUSB 2.0だが、拡張スロットにUSB 3.0インターフェースボード(2ポート)を搭載することも可能だ。

 以下にMR4100で選択可能な主なコンポーネントを示す。

CPU Core i7-2600(3.4GHz)、Core i5-2500(3.3GHz)
Core i5-2400(3.1GHz)、Core i3-2100(3.10GHz)
メモリー 2~16GB
ストレージ HDD 1TB、500GB、250GB
SSD 160GB、80GB
RAID 1キット 1TB(1TB×2)、500GB(500GB×2)
250GB(250GB×2)
光学ドライブ 記録型BDドライブ、BDコンボドライブ
DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows 7 Home Premium 32/64bit、同Professional 32/64bit
同Ultimate 32/64bit

 基本構成価格は7万6020円から。


Endeavor NJ5500E

Endeavor NJ3500E

 15.6型ディスプレーを搭載するEndeavor NJ5500Eは、高性能な「ワークステーションノート」を指向した大型ノートである。「QuadコアCPU搭載モデル」と「フルHD液晶&専用GPU搭載モデル」の2種類がラインナップされているが、外観や最小構成価格は共通である。

 QuadコアCPU搭載モデルの場合、搭載CPUは最小構成でもCore i7-2630QM(2GHz)、最高ではCore i7-2820QM(2.30GHz)の3種類を選択できる。専用GPU搭載モデルの場合は、Core i3-2310M(2.10GHz)からCore i7-2620M(2.70GHz)までの4種類のデュアルコアCPUを選択できる。

 専用GPU搭載モデルの場合、GPUにはNVIDIAのGeForce GT 540Mを標準搭載するほか、ディスプレーも15.6型の1920×1080ドットとなる。QuadコアCPU搭載モデルの場合は、CPU内蔵グラフィックス機能と解像度1366×768ドットの液晶ディスプレーとなる。また、USB 3.0対応ポートを2ポート標準搭載する。

 メモリーは最大8GB。ストレージは最大640GBのHDD(5400rpm、500GB/7200rpmも用意)か、インテル製SSDのX25-M 80GBを選択可能。光学ドライブはBDコンボドライブかDVDスーパーマルチドライブ、DVD-ROMドライブを搭載できる。

 基本構成価格は7万4550円から。

 同じく15.6型ディスプレーを搭載するEndeavor NJ3500Eは、NJ5500Eとほぼ同等の外観ながら、より価格性能比を重視した低価格な大型ノートである。

 基本的に、デュアルコアのSandy Bridgeと15.6型/1366×768ドットのディスプレーを組み合わせた構成で、CPUには最小構成時でCeleron B810(1.60GHz)、最高ではCore i7-2620Mを搭載できる。独立GPUやフルHDディスプレーは用意されない。

 ストレージのラインナップも限定されていて、最大640GB/5400rpmのHDDか、80GBのX25-M SSDとなる。光学ドライブはNJ5500Eと同様。

 基本構成価格は5万4600円から。

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