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週刊 PC&周辺機器レビュー 第98回

Sandy搭載の静音なスリムタワー Endavor MR4100

2011年04月15日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 今回評価する製品は、Sandy Bridgeこと第2世代Coreプロセッサーを搭載する、エプソンダイレクトのスリムタワーデスクトップ「Endeavor MR4100」。インテルのチップセット問題により、発表が遅れていた製品のひとつだ。その実力を検証しよう。

「Endeavor MR4100」。外観的には前モデルのMR4000と変わらないが、中身は大きく変わった

定評あるスリムタワーのSandy Bridge対応版

 MR4100の外観は、2010年始めに登場した「Endeavor MR4000」と等しい。専用スタンドを付けて縦置きにすると、幅98mmで高さ357mmと、威圧感もなく卓上に設置できる。奥行きが405mmと若干長めとなっているが、やわらかくデザインされたフロントパネルを中心に、落ち着きのあるフォルムとなっている。

フロントカバー内部には、CFカードやSD(SDHC/SDXC)メモリーカード、メモリースティック(PRO対応)などのメモリーカード用スロットを用意

 縦置き時の前面下部には、USB 2.0が3ポートとサウンド入出力、上部に光学ドライブとカバーに覆われた各種カード用スロットがある。左側面上部にはCPUクーラー用の排気孔があり、また本体底面前方には、HDDベイ周辺を効率よく冷やすための吸気孔がある。

 MR4000との外観上の顕著な相違点といえば、本体裏面のインターフェース部だ。従来あったパラレルポートやHDMI出力は廃止され、デジタルディスプレー用のDVI-Dに置き換わった。なお標準搭載されていないシリアル、パラレル、eSATAといったポート類は、オプションの拡張カード(PCI Express x1)で追加可能だ。標準で付属するキーボードおよびマウスはPS/2仕様である。

背面インターフェースは、上からPS/2キーボード、マウス、USB 2.0×6、有線LAN、IEEE1394、DVI出力、アナログRGB出力、サウンド入出力

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