今回評価する製品は、Sandy Bridgeこと第2世代Coreプロセッサーを搭載する、エプソンダイレクトのスリムタワーデスクトップ「Endeavor MR4100」。インテルのチップセット問題により、発表が遅れていた製品のひとつだ。その実力を検証しよう。
定評あるスリムタワーのSandy Bridge対応版
MR4100の外観は、2010年始めに登場した「Endeavor MR4000」と等しい。専用スタンドを付けて縦置きにすると、幅98mmで高さ357mmと、威圧感もなく卓上に設置できる。奥行きが405mmと若干長めとなっているが、やわらかくデザインされたフロントパネルを中心に、落ち着きのあるフォルムとなっている。
縦置き時の前面下部には、USB 2.0が3ポートとサウンド入出力、上部に光学ドライブとカバーに覆われた各種カード用スロットがある。左側面上部にはCPUクーラー用の排気孔があり、また本体底面前方には、HDDベイ周辺を効率よく冷やすための吸気孔がある。
MR4000との外観上の顕著な相違点といえば、本体裏面のインターフェース部だ。従来あったパラレルポートやHDMI出力は廃止され、デジタルディスプレー用のDVI-Dに置き換わった。なお標準搭載されていないシリアル、パラレル、eSATAといったポート類は、オプションの拡張カード(PCI Express x1)で追加可能だ。標準で付属するキーボードおよびマウスはPS/2仕様である。
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