3月24日、ニフティはクラウドサービス「ニフティクラウド」において、APIの機能拡張と一部オプションを無償化を発表した。
外部連携用のAPIに関しては、ニフティクラウドでは2010年10月にSOAP APIを公開しているが、今回はREST(REpresentational State Transfer」)の公開となった。さらに、Javaに対応したSDK(ソフトウェア開発キット)の提供も始まる。これにより、外部のプログラムやサービスとの連携が簡単に行えるようになるという。
このAPI公開を受け、東京都港区に本社を置くイーシー・ワンでは、クラウド用の運用監視システム「monkey magic」をニフティクラウドに対応させることを表明。2011年9月には提供を始めるという。
また、ニフティクラウドでは、これまで月額525円で提供していた「固定ブローバルIP」オプションを無償化する。標準機能と位置づけ、不要であれば取り外すことが可能になるという。外した場合、サーバー利用料金から、
- 月額制:525円/月の割引
- 従量制:0.63円/時の割引
が行なわれる。
ほかに、コントロールパネルのユーザービリティを大幅に改善する機能強化も行なわれた。表示のレスポンスも強化され、大規模サービスを運用の際にも快適に利用できるという。